ユライア・ホール 1.44
アンデウソン・シウバ 2.90
アンドレ・フィリ 2.25
ブライス・ミッチェル 1.69
ケビン・ホランド -
チャーリー・オンティベロス -
モーリス・グリーン 3.70
グレッグ・ハーディ 1.30
ボビー・グリーン 1.32
チアゴ・モイゼス 3.55
クリス・グラッツマーカー 4.25
アレクサンダー・ヘルナンデス 1.25
エイドリアン・ヤネス 1.25
ビクター・ロドリゲス 4.25
ショーン・ストリックランド 1.29
ジャック・マーシュマン 3.90
コール・ウィリアムス 2.20
ジェイソン・ウィット 1.71
ダスティン・ジャコビー 1.29
ジャスティン・レデット 3.90
プリシラ・カショエイラ 3.20
コートニー・ケイシー 1.39
マイルズ・ジョーンズ 1.65
ケビン・ナティブダド 2.35
メインはアンデウソン・シウバの引退試合となることが示唆されている一戦。格闘家の引退ほど信用できないものはないが、アンデウソンは45歳。仮に続けるとしても、これまでのような世界トップクラスでの戦いはもうないだろう。
アンデウソンは2001年、修斗で初来日。当時はウェルター級で、それほどの強豪ともみなされておらず、加藤鉄史に勝った時もさほど注目されてはいなかったが、その1戦が評価され、同年桜井マッハ速人のウェルター級タイトルに挑戦。当時劣勢になることもなかったマッハを打撃で攻略し判定勝ちした。
翌年、PRIDEに参戦すると階級をミドルに上げ、カーロス・ニュートンを飛び膝でKOするなど、徐々に注目を集めてきたが、その矢先に高瀬大樹の三角絞めで一本負けを喫する。さらに、次の試合となった翌年の大晦日には、長南亮を打撃で圧倒したものの、一瞬のカニバサミからのヒールホールドで一本負け。結局、PRIDEの舞台では大きな注目を集めることがないまま、その試合を最後にフェードアウトした。
イギリスのCage Rageでミドル級タイトルを獲得しUFCと契約すると、初戦でTUFで活躍したクリス・レーベンをKO。2戦目で当時UFC無敗の王者だったリッチ・フランクリンにKO勝ちしてタイトルを獲得。しかし、その後しばらくはライバル不在の状態が続き、フィニッシュの山を築きながらも地味な印象を払拭できないでいた。
アンデウソンの人気を一気に高めたのが、2009年の元ライトヘビー級王者フォレスト・グリフィンとの一戦。それまでにも1度階級をライトヘビーに上げての試合を行っていたが、相手は中堅選手であり、さすがに階級上の元王者相手にどれだけできるかは未知数だったが、蓋を開けてみればアンデウソンが異次元の強さを見せ3度のダウンを奪ってKO勝ち。翌年にはチェール・ソネン相手に5Rまで劣勢の状態から三角絞めでの大逆転勝ちというドラマチックな勝利を見せ、その頃からPPVの売れ行きも上位の人気選手となった。
ソネンとの再戦や岡見戦でも圧勝していたアンデウソンだが、2013年にクリス・ワイドマンとの防衛戦でパンチをかわしきれずKO負けしUFC初黒星をキッするとともにタイトルから陥落。その年の12月にダイレクトリマッチが組まれたものの、ローキックでスネが真ん中から折れるという衝撃的な結末で、それ以降はタイトル戦に絡むこともなくなってしまった。
引退試合の相手を務めるのはランキング10位のユライア・ホール。4年前、UFC198で一度は組まれていたカードだが、その時はアンデウソンが急性胆のう炎で欠場し流れている。相手のホールは、一昨年ヴィトー・ベウフォートの引退試合の相手にもマッチアップされていたが、その時は減量失敗で欠場しているので、今回はしっかり落としてきてもらいたい。
第1試合開始は11月1日朝5時。メインカードは朝8時から。速報します。