UFC on ESPN+41:セミファイナル・アブドゥル・ラザク vs. ケイオス・ウィリアムズ

ウェルター級だったがラザクが1.5ポンドオーバーしキャッチウェイトに。ラザクは2試合連続の体重オーバー。

ラザクはUFC4勝2敗。キャリアの勝利すべてが1RKO勝ちだが、2R以降にもつれた試合では2試合とも判定負けしている。柔道エリートで、攻撃力が高いが燃費が悪いパンチで攻めるが、スタミナ切れも早い。特に前回はコンディション不良で、1R序盤のラッシュで仕留めに行ったが、凌がれると早々に失速した。今回も体重オーバーの影響がありそうだが。

ウィリアムズは2月に試合20日前に負傷欠場した選手の代役でUFCデビュー。アレックス・モロノと対戦し、序盤にパンチを効かせると、すぐにラッシュしてアッパーがヒットし、わずか27秒でKO勝ち。その試合を含め、1Rでの勝利が10勝中5回あるが、一方でローカルクラスで判定勝ちが4回もある。良く言えば、秒殺KOはまぐれじゃなくて、それを成すだけの爆発力があり、さらにフルタイム戦えるだけのスタミナもあるということになるが、実際のところは色々未知数な部分が大きすぎる。

コール前からずっとラザクを睨みつけているウィリアムズ。ローから飛び込んで右を打ち込むとラザク仰向けに吹っ飛び失神!一発KO!

ウィリアムズ、初戦に続いて実力のベールを脱ぐことなく衝撃KO勝利。

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