ライト級。フェレイラ10位、ダリウシュ13位。
UFC8勝2敗で6連勝中のCDFことフェレイラ。前回は昨年1月に元王者でウェルター級ランカーのアンソニー・ペティスと対戦し、2Rチョークで一本勝ちしたことで、ようやくランキング入り。昨年組まれた試合は体調不良で欠場。グラップラーだが、UFCで戦い始めてからはKO勝ちも増えてきている。敗れた相手はダスティン・ポイエーと、今回戦うベネイル・ダリウシュ。6年前のダリウシュ戦はキャリア初の黒星だった。
ダリウシュもまた現在5連勝中で、その間には3試合連続パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトも獲得している。なかなかチャンスが巡って来ることがなく、ランカーとの対戦がないままランキング入りしたが、ようやくランカーとの対戦が実現。柔術やノーギでは茶帯で世界大会の表彰台に乗っているグラップラー。前回対戦時には、ダリウシュがタックルからテイクダウンし、フェレイラの下からの仕掛けを潰して立たせずに判定勝ちしている。前回の勝利もあってか、オッズはダリウシュがフェイバリット。
打撃で攻めるダリウシュ。タックル。シングルレッグで来るところに腕十字を狙うが外したダリウシュ。ダリウシュがシングルレッグに入るとバックを狙うフェレイラだがダリウシュ立ってスタンドに。打撃戦。両者パンチがヒットしている。テンカオがボディにヒットしフェレイラ効いた。ダリウシュ上に。三角を狙ったがダリウシュ立って外す。フェレイラデラヒーバから50/50→カーフスライサーでバックを狙ったものの、ダリウシュ反転して上を取る。インサイドからパウンド。フェレイラケージで立って正対。離れる。残り30秒。フェレイラの右がヒット。しかし追い打ちに行けないフェレイラ。ダリウシュの右もヒット。ホーン。
1Rダリウシュ。両者ともグラップラーだが積極的に打撃で攻めている。が、ディフェンス甘め。
2R。ダリウシュタックルでテイクダウン。フェレイラガードから三角を狙うが密着して防ぐダリウシュ。下から蹴るフェレイラだが、ダリウシュはパスを狙っていく。三角・オモプラッタを狙うフェレイラ。サバいてパスしようとしたダリウシュだがフェレイラ立つ。ダリウシュ放さずテイクダウン。足関狙いから上を取り返そうとしたがダリウシュが外してスタンドで背中に乗る。振りほどいて離れたフェレイラだがダリウシュまたタックルでテイクダウン。立ったフェレイラ。打撃で攻めるがダリウシュタックル。ドライブしてテイクダウン。フェレイラオモプラッタを狙うがディフェンスされている。ダリウシュパウンドで飛び込みハーフに。ガードに戻すがダリウシュ密着したままパウンド。ホーン。
2Rダリウシュ。ともにハイレベルなグラップラーだが、テイクダウン能力で差がついてきた。
3R。フェレイラが打撃で攻めていく。ダリウシュのシングルレッグ。切った。アンクルピックも切る。しかしフィニッシュが必要。パンチで出ていく。ダリウシュがタックルを切られてバランスを崩したところにパンチを打ち込む。ダリウシュのタックルは切るフェレイラ。ワンツーがヒット。ダリウシュの蹴りをキャッチしてテイクダウン。パスを狙うが立たれた。パンチで出るフェレイラだが残り1分。ダリウシュタックル。切りきれずに倒されたフェレイラ。スクランブルで逃れようとするがバックについていくダリウシュ。正対してパウンドを落とすと、最後はがぶりからアナコンダ。が、タイムアップ。
29-28、28-29、29-28のスプリットでダリウシュ勝利。ジャッジ1者がフェレイラを支持したものの、テイクダウンから上になっていた時間の長さでダリウシュが勝利。