UFC258:オッズ/予想と展望

カマル・ウスマン 1.36
ギルバート・バーンズ 3.35
メイシー・バーバー 2.05
アレクサ・グラッソ 1.80
ケルヴィン・ガステラム 1.44
イアン・ハイニッシュ 2.90
マキ・ピトーロ 2.45
ジュリアン・マルケス 1.61
ボビー・グリーン 1.39
ジム・ミラー 3.15
ホドウフォ・ヴィエイラ 1.26
アンソニー・ヘルナンデス 4.15
ベラル・ムハマド 1.24
ディエゴ・リマ 4.30
ポリアナ・ヴィアナ 2.25
マロリー・マーティン 1.69
アンドレ・イーウェル 2.20
クリス・グティエレス 1.71
リッキー・シモン 1.41
ブライアン・ケレハー 3.05
ガブリエル・グリーン 1.71
フィリップ・ロウ 2.20
ジリアン・ロバートソン 2.15
ミランダ・マーヴェリック 1.74

今年2回目のナンバーシリーズ。先月のUFC257のメインはノンタイトル戦(ダスティン・ポイエー vs. コナー・マクレガー)だったので、今年初のタイトルマッチとなる。

ウェルター級王者ウスマンは3度目の防衛戦。エリートレスラーで、初期はテイクダウンからの塩漬けで勝っていたが、次第に打撃が向上し、スタンドでも勝負できるスタイルになっている。前戦ではBMF王者となり知名度が上がったホルヘ・マスヴィダルとの対戦になり、ケージに押し込んでの打撃とテイクダウンで削っていき、マスヴィダルにほぼ勝機を与えない完勝。P4Pランキングでも5位になっている(1位は引退したヌルマゴ)。UFCでの12連勝は、ウェルター級ではGSPと並んで最多タイで、勝てば全階級通じての連勝記録でアンデウソンに次ぐ2位タイとなる。

挑戦者のバーンズはウェルター級に上げて以来ここまで4連勝中だが、本来はライト級で、もともとはウェルター級で負傷欠場した選手の代役として急遽アレクサンダー・クンチェンコと対戦したのがきっかけでの階級転向。その試合で判定勝ちすると、次も直前の負傷欠場選手の代役で元ランカーのグンナー・ネルソンに勝利。今でもライト級で戦えると言っているが、昨年5月に元王者のタイロン・ウッドリーに完勝してウェルター級ランキング1位まで到達した。柔術世界王者だが、UFCに来てからは重いパンチも武器になっている。

本来、昨年7月のアブダビ大会で対戦予定だったが、出国直前でバーンズが新型コロナウイルス陽性となり欠場。仕切り直しで12月に組まれる予定だったが、今度はウスマンの負傷からの回復が思わしくないということで欠場となり、今回にスライドとなった。

テイクダウンを狙うとしたらバーンズだが、ウスマンからテイクダウンを素直に奪うのは難しそう。まずは打撃で勝負し、効かせるか、十分警戒させることができればテイクダウンのチャンスも出てくるはず。それができなければ、ウスマンが組んでケージに押し込み削る展開が続くだろう。

ウスマン判定勝ち。

今年初のタイトル戦が組まれているが、セミ以下は正直微妙。クリス・ワイドマン vs. ユライア・ホールの試合がワイドマンの新型コロナウイルス感染により4月に延期になったせいもあるが…。

プレリムメインでは4タイム柔術世界王者のホドウフォ・ヴィエイラがUFC3戦目を戦う。MMAキャリア4年で今回が8戦目(UFCでは3戦目)。過去2戦はいずれも一本勝ちしたが、まだスタンドやスタミナに問題があるように見えた。今回の相手ヘルナンデスはUFC1勝2敗1NCなので、さすがにこのレベルには完勝しておきたい。

第1試合開始は14日朝8時半から。速報します。

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