<147.75ポンド契約/5分3R>
ジェイジェイ・ウィルソン(ニュージーランド)
Def.2R0分53秒by TKO
ペドロ・カルバーリョ(ポルトガル)
計量失敗のウィルソンが開始直後にカルバーリョのローにダブルレッグを合わせる。スクランブルでバックに回ったウィルソンがレバーにヒザを入れて両足をフックする。足をはねのけて前方に落としたカルバーリョが上を取り、腕十字を防ぐ。ラバーガードを仕掛けつつ、ハイガードから三角絞めを狙うウィルソン。察知したカルバーリョがパウンドを落としていく。
残り90秒を切り、ケージキックからウィルソンが腰を切って腕十字へ。カルバーリョはグリップを握り胸を張って三角へのコンビネーションを防ぐ。最後にパンチを連打したカルバーリョ、下からの仕掛けが多かったウィルソンはラウンドを失うのだろうか。
2R、スピニングバックフィストで前腕を当て、続いて前蹴りを決めたウィルソンが、怯んだにパンチを連打する。ケージ際で下になって殴られたカルバーリョはダブルレッグでケージに詰めるが、エルボーを被弾する。それでも倒しに掛かったカルバーリョは、体が伸びてウィルソンにマウントを取られる。
ウィルソンは連打を落とし、背中を見せたカルバーリョを殴り続けTKO勝ちを決めた。「スピニングバックフィストはキャンプで磨いていた技の一つ。ダブルレッグが深かったけど、エルボーを入れたんだ」と微笑を浮かべながら勝利を振り返ったウィルソンは、世界タイトルコンテンダーに圧勝しデビュー以来の連勝を8とした。
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