UFC264:第6試合・ニコ・プライス vs. ミシェウ・ペレイラ

ウェルター級。

UFC6勝4敗2NCのプライスは、前回の試合までは勝っても負けてもすべてフィニッシュ決着だったが、前回ドナルド・セラーニ戦で初のフルタイムに。1Rのアイポーク減点が響いてドローとなり、試合後にプライスの禁止薬物検出によりノーコンテストとなった。グラウンドで下のポジションからもKO勝ちするなど、全局面で攻めるため相手は油断できないアグレッシブファイター。

UFCで最も独創的なファイトスタイルのペレイラはここまで3勝2敗。2戦目で体重オーバー&失速で判定負け、3戦目は勝っている試合の3Rでグラウンド膝を打ち込んでしまい反則負け。前回は2試合連続秒殺KO勝ちで幻想を持っていたケイオス・ウィリアムズと対戦したが、バック宙フットスタンプやケージ駆け上がりパンチ等のトリッキーな攻めは(比較的)排除して、3Rにはテイクダウンも決めて手堅い内容での判定勝ち。今回はらしさあふれる試合を期待したいが…。

いつも通りダンスステップを見せるペレイラだがプライスすぐにプレスしていく。プライスのアイポークがありタイムストップ。再開。またすぐプレスするプライス。前蹴りを放ったペレイラだが、プライスがキャッチしてタックルに入った。ケージでこらえるペレイラ。引き剥がしたペレイラ。また出ていくプライス。今度はペレイラが蹴りをキャッチして倒したが、寝ているプライスから距離を取り立たせた。出てきたプライスにケージを蹴ってスーパーマンパンチ。組み止めたプライス。引き剥がしてパンチを入れたペレイラペレイラの打撃がヒットするが、すぐにプレスするペレイラ。しかしまたペレイラのパンチがヒット。蹴り足をすくって倒したが、またグラウンドに行かず立たせた。スタンドで四つからケージに押し込んだペレイラだが離れる。左ハイ。残り10秒で胴回し回転蹴りを見せたペレイラだが空振り。ホーン。

1Rヒット数でペレイラ

2R。このラウンドは下がらないペレイラ。プライスはカーフキック。ローにパンチを合わせてスリップダウンを奪ったペレイラ。また寝たプライスに、ペレイラバック宙フットスタンプ!そのまま上になりマウント!マウントからアメリカーナ。極まらず。今度は肩固め。これも入らないが今度はパウンド連打!亀になったプライスからチョークを狙う。さらに反転しまたマウントにまた亀になったプライス。ペレイラ前に落ちかけたがスタンドでバックに。前転して膝十字に行ったプライス。尻を蹴って外したペレイラ。プライスがパンチで出る。ケージに詰めてヒットするとタックルへ。こらえるペレイラ。引き剥がした。ペレイラちょっと疲れたか。ステップして距離を取る。追いかけて組んだプライスだが時間がない。残りわずかでパンチの打ち合い。ホーン。

2Rもペレイラ

3R。すぐプレスするプライス。ペレイラがパンチを打ち返すが、プライス組んで押し込む。引き剥がしたペレイラ。打撃戦でペレイラの左ミドルがローブローになりタイムストップ。再開。出たプライス。パンチの打ち合い。両者荒っぽい。その場飛び膝を見せたペレイラ。プライスが詰めてケージ際に追い込む。ケージを背負ったペレイラだがハイはかわした。パンチから押し込んだプライスだがペレイラ離れた。すぐまた出ていくプライス。だがややパンチが大振り。下がりながらも打ち返すペレイラ首相撲に捕らえて膝を打ち込む。離れるとまた出ていくプライス。ペレイラまた首相撲に捕らえたが放した。パンチで出るプライスにシングルレッグ。テイクダウンを狙ったがスクランブルで凌いだプライス。パンチで出るプライス。ペレイラ打たれる。上半身の動きで凌ぐペレイラ。残り30秒。ペレイラタックルで時間を使う。切ったプライス。パンチで出る。圧されているペレイラだが打ち返す。タイムアップ。

三者29-28でペレイラ勝利。

勝利アピールしていたプライスだが、1,2Rはペレイラなので妥当。悔しがるプライスを肩車して称えるペレイラ

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