デリック・ルイス 4.10
シリル・ガーヌ 1.27
ジョゼ・アルド 1.89
ペドロ・ムニョス 1.93
マイケル・キエサ 1.91
ヴィセンテ・ルケ 1.91
ティーシャ・トーレス 1.74
アンジェラ・ヒル 2.15
ソン・ヤドン 2.02
ケイシー・ケニー 1.82
ボビー・グリーン 3.30
ラファエル・フィジエフ 1.37
ヴィンス・モラレス 1.95
ドラコ・ロドリゲス 1.87
エド・ハーマン 3.00
アロンゾ・メニフィールド 1.42
カロリーナ・コバケビッチ 1.80
ジェシカ・ペネ 2.05
マネル・ケイプ 1.48
オデー・オズボーン 2.75
マイルズ・ジョーンズ 1.48
アンダーソン・ドス・サントス 2.75
ビクトリア・レオナルド 1.89
メリッサ・ガト 1.93
ジョニー・ムニョス 1.40
ジェイミー・シモンズ 3.10
女子バンタム級とのダブルタイトルマッチの予定だったが、王者のアマンダ・ヌネスが10日前に新型コロナウイルスに感染し試合は延期に。
メインはヘビー級暫定王座決定戦。UFCは当初3月にタイトル獲得したばかりの王者ガヌーの防衛戦を組もうとしたが、準備期間が短すぎるという当然の主張で拒否。どうしてもタイトルマッチを組みたかったのか、ルイスと無敗の新星・シリル・ガーヌの間で暫定王座決定戦が組まれることになったが、今となっては組んでいて良かったか。
王者ガヌーを最後に破ったルイス。インターバル一ヶ月未満の急遽組まれたタイトルマッチでダニエル・コーミエに挑戦したこともあったが、テイクダウンされるといいところなく2Rチョークで一本負け。JDSにはKOで敗れて連敗となると、その後は連続で判定勝ちと、持ち前の爆発力が見られなかったが、ここ2戦はオレイニク、カーティス・ブレイズに連続KO勝ちし、ひたすら殴り倒すらしさが戻ってきた。UFC初期にいた喧嘩屋のようなファイトスタイルで、グラウンドはさっぱりだが、倒されてもエスケープする能力は高い。
フランスのMMAファクトリー所属でガヌーと元同門のガーヌはキックからMMAに転向し、4戦目でUFCと契約してまだ9試合しかしておらず、今月でプロデビューから丸3年となる。いまだ無敗。しかし、今年に入ってからの2戦はメインに抜擢されたものの、これといって盛り上がる展開がないまま、スタンドの手数で上回っての判定勝ち。
打撃のレベルでは圧倒的にガーヌが上。距離を取って安全運転をされるとルイスは捕まえられないまま終わってしまいそう。強引に距離を詰めると、ガーヌは打ち合いせずにテイクダウンに持ち込むこともできる。そうなるとますますルイスに勝ち目はなくなる。それでも、1発当たれば倒せるだけに、ガーヌは最後の1秒まで気が抜けない。その1発が当たるか、不発で終わるか。
オッズは今大会一番の大差でガーヌがフェイバリット。ガーヌ判定勝ちと予想。
アーリープレリムにはUFC2連敗で崖っぷちとなっている元RIZIN王者のケイプが登場。前回は試合10日前の緊急出場で、メディアのほとんどがケイプを支持する内容だったにもかかわらず判定負け。不運ではあったが、ここまで2戦でケイプらしさは全く見せられていない。
相手のオズボーンはUFC初戦はギロチンで一本負け、2戦目は相手のハイキックの打ち終わりにパンチを合わせてダウンを奪い、パウンドラッシュでKO勝ちで、いずれも1R決着。UFC参戦前から数えると、7試合連続1R決着(5勝2敗)。判定も2度だけで、軽量級にしては珍しくフィニッシュ率が高い。また、打撃だけでなくガードからの腕十字や三角も得意としている。
連敗中のケイプだがオッズではフェイバリット。今回は手が合う相手だが、連敗中で絶対に負けられないケイプが、らしくもなく慎重にならないかが不安要素。
第1試合開始は8日朝7時。速報します。