UFC on ESPN29:第10試合・パーカー・ポーター vs. チェイス・シャーマン

ヘビー級。

ポーターはUFCデビュー戦でKO負け。2試合目は両者失速してグッダグダの内容だったが、判定勝ちでUFC初勝利。試合消滅などの影響もあり、2試合連続でセミ前という扱い。

シャーマンは16年にUFCデビューし2連敗・2連勝・3連敗で18年にリリース。コロナ禍真っ只中の昨年5月に代役で再契約を果たすと、UFCデビュー戦の相手にKO勝ち。そこから11ヶ月のブランクがあり、4月にポーターとの試合が組まれたが、ポーターが欠場し代役の元王者アルロフスキーに1Rパンチを効かせたものの、後半距離を取って打撃を打ち込むアルロフを捕らえられず判定負け。

パンチで出るポーターにシャーマンはカーフキック。出ていくポーターだがシャーマンが下がりながらパンチをヒットさせる。ジャブ。もらいながらも出てパンチを繰り出すポーター。またカーフキック。カットしていないので効きそう。飛び込んでいくポーターだが出てくるところにシャーマンがパンチを合わせる。シャーマンの前蹴りを掴んで倒したポーター。ハーフ。アメリカーナ。極まらず。残り1分。ポーター上腕押し付け。さらに肘で削る。パウンド。身動きが取れないシャーマン。また肘。ホーン。

前半は打撃でシャーマン優勢だが、終盤のテイクダウンからの攻めでポーターのラウンドか。

2R。またポーターが出ていく。シャーマンは距離を取りながらパンチを打ち込むが、早くも失速気味。ポータータックルでテイクダウンを狙うが倒せず。先に手を出すのはポーター。大振りのパンチを出していく。シャーマン疲れで打撃のスピード・威力が落ちている。もらっても構わず出るポーター。ホーン。

2Rポーター。

3R。ポーターパンチで出る。ヒットしているがそこまでダメージがなさそう。タックルに切り替えたがシャーマンこらえて倒せず。シャーマンも手を出しているが動きが0.8倍速。手を出し続けるポーター。シャーマンも打ち返すがさらに低速に。ポーターが前蹴りを放つが、足が上がらずローブローに。再開。残り1分。ちょっと休んで回復したのかスピードが上がる両者。パンチからタックルを狙うポーターだがかわされる。タイムアップ。

30-27×2、29-28の3-0でポーター勝利。

が、正直どちらも今後に期待が持てない内容。

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