ヘビー級。
ドーピングによる約3年のブランク明け後は精彩を欠いているがギリギリ生き残っているロズウェル。復帰後3勝3敗だが、勝った相手は引退したシュトルーフ、階級下のOSP、1週間前に急遽出場が決まりコンディション不良のクリス・バーネットとエクスキューズしかない相手ばかり。先月40歳となった。キャリア52戦で、2009年からUFCに参戦している大ベテラン。16年前にはシュートボクシングに参戦し、K-1のノブ・ハヤシにSBルールで判定勝ちしている。
TUFブラジル3出身のリマも2014年UFCデビューのベテラン。柔術黒帯でキックのバックボーンもある。ライトヘビー級で計量失敗し、ヘビー級に上げてからは3勝2敗とランキング未満の選手。UFC7勝5敗だが、一度もボーナスを獲得できていない(7勝のうち5勝はフィニッシュ勝利)。セミ登場は2019年以来2度目。
カーフキックを蹴るリマ。右が入ってぐらつきケージ際まで下がったロズウェル。リマ追いかけて左右のパンチのラッシュ!顔面を捕らえてロズウェル崩れ落ちながらタックルに入る。レフェリーハーブ・ディーンストップ!
ヘビー級らしい豪快な結末。ロズウェル、何も出来ないまま敗戦。