ライト級。
ブラウンはUFCデビュー戦ではテイクダウンを7度も奪ったが、最後はタックルにギロチンを合わせられ一本負け。2戦目はタックルを切られて判定負け。前回はカイ・カマカ3世にダウンを奪われ、メディアのジャッジ全てがカマカを支持する内容だったが、謎の判定勝ちで生き残った。
今週に入ってから急遽代役で出場が決まったロサ。UFCでは負け勝ちを繰り返していてここまで5勝6敗。父と祖父はプロボクサーで、自身も大学時代にボクシングジムを探していたが、ATTに入る事になり、ボクサーではなくMMAファイターの道に。柔術黒帯のグラップラー。
パンチを打ち込んで出るブラウン。ロサはATT直伝カーフキックを入れる。カットしておらず、もらっているブラウンだがパンチで攻める。カーフキックでぐらついたブラウンだが、タックルに入りテイクダウン。バックについているが、ロサ正対し立った。またカーフキック。蹴られた左足を引いてスイッチするが、またスイッチすると足を蹴られる。それでもパンチではブラウンが攻勢。ケージまで下がらせるとタックルへ。テイクダウン。しかしケージで立ったロサ。ギロチンに抱えたところでまたテイクダウンを許す。ハーフから肩固めのセットアップ。しかし外れた。ホーン。
1Rは打撃のヒット数とテイクダウンでブラウンか?ロサのカーフキックの方がダメージはありそうだが、ジャッジがどこまで評価するかはわからない。
2R。またカーフキックを入れるロサ。ブラウンタックル。テイクダウン。亀から立とうとするロサだが、またテイクダウンしたブラウン。ロサが返して上を取った。サイドから横三角を狙ったが決まらずまた下に。ハーフからまた肩固め。外れた。パウンドを入れつつパスを狙うブラウンだがロサガードに戻すと腕十字。引き抜いたブラウンだがその瞬間に立った。ブラウンのタックルをがぶるがまた下になってしまうロサ。ブラウンパウンド。打ちつつサイドへ。残り30秒で亀になったロサからバックマウント。また正対したロサに肩固め。外れた。ホーン。
2Rブラウン。ロサ簡単に下になりすぎている。
3R。動きが落ちているロサ。ブラウンタックル。ギロチンに抱えたロサだがテイクダウンを許す。サイドからマウント。亀になったロサからバックマウントに。しかし足のフックが外れてケージで立ったロサ。またギロチンに抱えた。ブラウン外すために下になる。外れたがロサが上を取った。サイド。ブラウンうつ伏せになりシングルレッグに入ると上を取り返す。パスしてサイド。あっさりとマウント。また肩固め。得意技なのかもしれないが、ロサしっかりディフェンスしていて決まらず。背中を向けて立ったロサ。正対するとまた首を抱えてギロチンに。ダースチョーク狙い。ブラウンはもはや逃げ切り狙いで自ら下になり外す。外れた瞬間に立ってまたタックル。ロサまたギロチンを狙うがディフェンスしているブラウン。タイムアップ。
三者29-28でブラウン勝利。
#UFCVegas46 Official Scorecard: TJ Brown vs Charles Rosa
— UFC News (@UFCNews) 2022年1月15日
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三者とも3Rのみロサ。メディアのジャッジはフルマークブラウンか、ジャッジと同じく3Rのみロサでの29-28。
1Rは明確に効いていたロサのカーフキックよりもブラウンの手数を取ったか。ロサは序盤の様子を見る限り、あのままカーフキックでKO出来そうだったが、ブラウンのタックルを切れずに最後までペースを握られていた。