ミドル級。
ライトヘビー級でデビューから4連勝全フィニッシュしていたサークノフだが、その後は2勝4敗と負けが多くなり、ミドル級に転向。しかし昨年10月のミドル級初戦は元ランカーのクシシュトフ・ジョッコに打撃で打ち負けて、タックルも切られる展開のままUFC初の判定となり敗戦。ラトビア出身で学生時代にカナダに移住し、柔道・レスリングで活躍した。
ブラジルのトゥルマンはUFC2勝3敗。この戦績で何故か初のセミ登場。柔術黒帯のグラップラー。前回は6試合勝ちなしのサム・アルヴィー相手に打撃のヒットで上回り、再三アイポークを繰り返したことで3Rには2点も減点されたが判定勝ち。1月に組まれていた試合は相手の欠場により消滅した。サークノフは元ライトヘビー級ランカーだが、オッズはかなり僅差となっている。
トゥルマンパンチからシングルレッグ。四つから反り投げ気味に投げてバックに回った。立ったサークノフだがトゥルマン背中に乗ってチョークを狙う。腕を掴んで防いでいるサークノフ。逆の腕のチョークが入った。アゴごと絞める!危ないかに思えたが、下に落としたサークノフ。パウンド連打!立ったまま下のトゥルマンにパウンドを落とす。首をロックしノースサウスチョーク。入ってないのか。外れた。瞬時にバックに回ったサークノフ。ガードを取るトゥルマンにパウンド。トゥルマン動きが悪い。また亀になりバックから打たれる。仰向けになりハーフとなったところでホーン。
1Rサークノフ。
2R。サークノフ組んでケージに押し込む。押し込まれるトゥルマンは肘で抵抗。が、足をかけて倒したサークノフ。トゥルマン動きが悪い。が、ガードから腕十字一閃!サークノフタップ!
もうスタミナ切れしていたかに思われたトゥルマンが逆転勝利。しかしガードからはこれしかないという攻めをもらってしまったサークノフの注意力不足か。