UFC on ESPN+61:第12試合・ソディック・ユサフ vs. アレックス・カサレス

フェザー級。ユサフ12位、カサレス15位。

ナイジェリアのユサフはここまでUFC4勝1敗。ストライカーで、11勝中6KO、一本勝ちはなし。前戦は初めてランカーとの対戦で、同じくUFCで連勝中だったアーノルド・アレンと対戦。アレンがタックルで押し込む展開で判定負けし、UFC初黒星を喫した。現在はアメリカ在住で、2020年に市民権を取得している。

古豪カサレスはリリース寸前の勝ったり負けたりを繰り返していたが、相手のレベルが下がったこともあり、ここに来て5連勝。ランカー相手の勝利はないものの、バンタム級時代の2015年以来、7年ぶりにランキング入りしている。今月26日でUFCデビューから11年となるが、デビューが早かったのでまだ33歳。一時は戦績の割にギリギリリリースされず、TUFでの人気先行でのキープという見方もされたが、下位相手にはしっかり勝利する実力がある。一本勝ちのほとんどはチョークでの勝利。今回は流石にオッズでアンダードッグとなっている。

カサレスタックルでテイクダウンするとすぐにバックに回る。チョークを狙うがユサフバックマウントは取らせず、回転して脱出。離れた。カサレスの蹴りをキャッチして倒したユサフ。ケージを使って立つカサレス。正対し離れる。ミドルを打ち込むユサフ。ケージに詰めて左右のパンチを打ち込む。サークリングで距離を取る。追いかけて組み付いたユサフ。スタンドバック。そのまま投げを狙うが倒されないカサレス。正対し離れる。また組んだユサフがバックを取る。テイクダウン狙い。残り20秒で正対したカサレスが逆にバックを狙う。背中に乗ってチョークを狙うが、ユサフ乗らせず正対して外した。ホーン。

1Rユサフ。

2R。間合いを詰めたユサフ。カサレスサークリング。ケージにつまりパンチを貰うカサレスだが積極的に打ち返していく。出てきたユサフにチェックフック。左を打ち込む。ローで足を払われたカサレス。両者見合いが続いて残り1分。ミドルをキャッチしてパンチを入れるユサフ。ホーン。

2Rは手数がほぼ五分。

3R。サイドキックを放っていくカサレス。ユサフローで出る。カサレスも勝負をかけてきた。打撃で出る。バックスピンキック距離を詰めてパンチを入れるユサフにタックル。しかし切られた。ユサフのジャブがヒットしぐらついたカサレス。右ハイ。インロー。カサレス四つに組んだがケージに押し込まれる。時間が過ぎる。離れた。タイムアップ。

30-27×2、29-28の3-0でユサフ勝利。

カサレスも何度かバックを伺う場面はあったが、ユサフに引き剥がされ、じわじわ打撃で差をつけられた。

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