フェザー級準決勝。
工藤は初戦ブレンダン・ラウネーンに1Rにダウンを奪ったものの、2R以降テイクダウンからやや攻め込まれ、3Rに偶然のバッティングでカットしテクニカル判定で敗れた。決勝進出には1Rフィニッシュが必要となった2戦目は右オーバーハンドを打ち込み意識を飛ばしてのKO勝ち。2位で準決勝に進出した。
ジェンキンスはレスリングエリートで、Bellatorでは8勝3敗の戦績を残し、ゴイチ・ヤマウチにも勝利している。Bellator最終戦では以前勝っているゲオルギ・カラカニヤンとの再戦で、体重オーバーしたカラカニヤンにKO負け。その後ロシアのACBを経て昨年PFLに参戦。得意のレスリングからのコントロールで予選は2試合判定勝ちし準決勝に進出したが、クリス・ウェイドに敗れて敗退。今年も予選リーグは2試合判定勝ちで勝ち抜けている。
プレスしてきたジェンキンス。タックルに入りボディロックからスタンドバックに。スープレックスで投げたジェンキンス。冷静に立ち上がる工藤だが、ジェンキンスは再びスープレックス。バックからパウンド。しかし工藤また立ち上がると正対。入れ替えてケージに押し込む。投げの打ち合いから前転した工藤。立ち上がろうとする工藤だがジェンキンス一瞬早くバックに。今度はすかさずチョーク!そのまま背中に乗る。倒れ込んで回転し外そうとした工藤だが、ジェンキンス放さずバックマウントの体勢でがっちり絞める。工藤タップ!
テイクダウンから立ち上がり正対した時には行けそうな気がしていた工藤だったが、最後はジェンキンスの速い仕掛けが上を行った。