ジョゼ・アルドがMMA引退/UFCフェザー級王座7回防衛は歴代最多

メラブ・ドヴァリシュビリ「ジョゼ・アルドは試合後に引退を示唆していた」(2022年08月26日)

 こちらの続報。8月20日の『UFC 278: Usman vs. Edwards 2』でメラブ・ドヴァリシュヴィリは判定勝ちしたジョゼ・アルドから「これが俺のラストマッチだ。タイトルを目指す最後の挑戦だったしな。俺は終わったと思う」と言われていたことを明かしてましたが、


 ジョゼ・アルドのマネージャー兼ヘッドコーチのアンドレ・ペデネイラスによると、アルドには以前から引退を進言しているものの、UFCとの契約があと1試合残っていることから、1月21日にリオデジャネイロで開催する『UFC 283』が引退試合になると思うとコメント。その一方で「引退してからしばらくして復帰しようとする選手を何人も見てきたし、彼もそうなるだろう」ともコメントしています。


 しかし結局引退することをCombateが確認したとのこと。

Jose Aldo(Sherdog)

 ジョゼ・アルドは現在36歳のブラジル人でMMA戦績31勝8敗(UFC戦績21勝7敗)。元UFCフェザー級チャンピオン&元WECフェザー級チャンピオン。UFCフェザー級王座7回防衛は歴代最多。

 2015年12月の『UFC 194: Aldo vs. McGregor』でコナー・マクレガーに1R僅か13秒でKO負けし王座陥落しましたが、2016年7月の『UFC 200: Tate vs. Nunes』でフランク・エドガーに判定勝ちし暫定王座獲得。その後マクレガーの王座返上により再戦は実現せず正規王座に就きましたが、2017年6月の『UFC 212: Aldo vs. Holloway』でマックス・ホロウェイに3R TKO負けし再び王座陥落。2017年12月の『UFC 218: Holloway vs. Aldo 2』で行われたダイレクトリマッチでも返り討ちに遭っています。その後、ジェレミー・スティーブンス、ヘナート・モイカノに連勝したものの、2019年5月の『UFC 237: Namajunas vs. Andrade』でアレックス・ヴォルカノフスキーに判定負けしたのを機にバンタム級に転向。

 そのバンタム級転向初戦だった2019年12月の『UFC 245: Usman vs. Covington』ではマルロン・モラエスに判定負けしましたが、スプリットデシジョンで微妙な判定だったことと、フェザー級時代の実績から2020年7月の『UFC 251: Usman vs. Masvidal 』でピョートル・ヤンと王座決定戦を行い5R TKO負け。しかし、その後も2階級制覇を諦めることなく、マルロン・ヴェラ、ペドロ・ムニョス、ロブ・フォントと3連勝したことでタイトル再挑戦に望みを繋げていました。そして先月のメラブ・ドヴァリシュヴィリ戦が結果的にラストマッチになりました。続きを読む・・・
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