【写真】浅倉カンナの実力が査定される試合でもあった (C)MMAPLANET
全国的に緊急事態宣言が解除され、格闘技ジムの活動再開も伝わってくるなか──MMA大会は中止及び延期が続いています。それでもUFCの活動再開や、国内でも無観客大会が開かれつつあるなか、引き続きThe Fight Must Go Onということで、第41弾はMust Watch!! このスポーツの著名人が、改めて視聴することを薦める試合を紹介したい。
佐伯繁代表がDEEPオフィシャルYouTubeチャンネルにアップされているケージマッチから、「今、まだアップしきれていないけど」思い出の5試合を振り返る──企画の第五弾。
※ここで紹介する試合は、オフィシャルホームページやオフィシャルYouTubeチャンネルで誰もが無料で視聴できるファイトに限っており、違法でアップされた試合は含まれていません。
佐伯代表が選んだ「今、まだアップしきれていないけど、アップしているなかから思い出の5番」、5試合目は2019年3月9日に行われた浅倉カンナ前澤智の女子アトム級のマッチアップだ。
DEEP JEWELSが23度目のイベント開催で、後楽園ホールに進出。そのメインでRIZINで育った浅倉カンナが、アトム級チャンピオンの前澤智と戦った一戦。
佐伯繁のMust Watch 05、浅倉前澤の選択理由は以下の通りだ。
佐伯繁
「カンナがこの前の大晦日で浜崎さんに負けて、彼女がどれぐらいの強さがあるのか。JEWELSでは、どの位置にあるのかっていうので現役王者の前澤さんと戦う。その試合が初の後楽園ホール大会のメインだった。JEWELSが後楽園ホールでやって、そのメインをそういう2人が務めるというのはやはり感慨深かったですね。
浜崎さんとハム・ソヒにしても、浜崎さんとカンナにしても、カンナと前澤さんにしても、言ってしまえばROAD FCでハム・ソヒが黒部さんとやった時も、僕からすると皆、自分のところでやってきた選手だから。どっちが勝つにしても、負けるにしても……知らない選手に負けるくらいなら、知っている選手同士で勝ち負けがあるほうが普通に見られるんです。彼女たちが知らない選手に負けるより、ずっと良い。うちの選手が修斗の選手とやるのとは違います。
結果、カンナはケージで強かったです。測定不能だった彼女が、現役のチャンピオンとやる。前澤さんも勝てば得るモノが大きい。DEEP JEWELSにとって初めての後楽園ホール大会のメインに相応しい試合だったと思います。結果としてカンナが強かったです」