ライト級。フッカー12位。
シティキックボクシング3人目のフッカー。勝ったり負けたりだったフェザー級からライト級に上げると水を得た魚のようになり7勝1敗で一気にランキング入り。が、ポイエーに判定負けすると、チャンドラーにKO負け、現王者マカチェフには1Rキムラで一本負け。フィジカルで優位のあるフェザー級にまたもや落としたが、初戦でランキング7位のアーノルド・アレンに1RKO負けし、すぐライト級に出戻ってきた。
TUFラテンアメリカ3準優勝のプエレス。TUF優勝したマーティン・ブラボーが本戦で3連敗で1勝もできずにリリースされたのに対し、プエレスはUFCデビューから5連勝で、ランカーとの対戦までこぎつけた。5勝のうち、判定勝ちが2回で、一本勝ちが3回だが、3回ともすべて膝十字という膝十字マスター。前回は大ベテランのクレイ・グイダ相手にテイクダウンを奪われたが、下から三角・オモプラッタを仕掛け、最後はまたも膝十字で1R一本勝ち。
ジャブで牽制するフッカー。プエレスも牽制の打撃。蹴りを軽く放っていくフッカー。プエレス間合いに入れず手が出ない。プエレス今成ロール。足に絡みついた。内ヒール狙い。足を四の字フックしてディフェンスしたフッカー。なおも膝十字を狙うプエレス。内ヒールから膝十字へ。が、ズレていて極まらず。上を取ったフッカー。パウンドを入れるが、自ら立ってスタンドを要求。ブレイク。プエレスまたいまなりロール。フッカー離れてかわした。右を当てたフッカー。詰めていくとプエレス自ら転がって引き込み。ホーン。
1Rフッカー。
2R。プエレスタックル。切られた。フッカーがジャブから右ハイ。右を当てた。プエレスタックルに入るが切られる。パンチで出たフッカー。プエレスまたタックルに行くが、バックステップされて組み付くことも出来ない。またタックル。今度は足首をキャッチしたが、フッカー片足でこらえるとギロチン。プエレス自らしゃがみこみ引き込むが、フッカー放して立つ。プエレスまたタックル。また足首をつかんだが引き抜かれる。またアンクルピック。フッカー足を引き抜いた。またシングルレッグ。がぶったフッカー。脇腹に肘を入れて立つ。前蹴りを腹に入れたフッカー。プエレス効いたのをごまかすようにタックル。切られる。フッカー腹に前蹴り。効いてまたしゃがみこんだプエレス。レフェリー止めた。
タックルが全く通用しなかったプエレス。1Rは今成ロールの奇襲から攻めたが、2Rはノーチャンスだった。引き込むにしても、もっとしっかりタックルに入ってからでないと厳しい。
勝ったフッカーは上機嫌で2月のオーストラリア大会出場をアピール。