UFC on ESPN+76:セミファイナル・チョン・ダウン vs. デビン・クラーク

ライトヘビー級。

HEATライトヘビー級王者ダウンはUFCデビューから5戦は4勝0敗1分けと負け無しだったが、前戦で元Glory王者のダスティン・ジャコビーに1RKO負け。勝てばライトヘビー級でアジア人初となるランキング入りの可能性もあったが果たせなかった(勝ったジャコビーは現在ランカー)。15勝中11KO勝ちのストライカー。

UFC7勝7敗と五分のクラーク。バックボーンはレスリング。押さえ込み主体で、7勝のうち6つが判定勝ち。一方、7敗のうち判定負けは一度のみ。テイクダウンから押さえ込みきれると勝てるが、タックルを切られてジリ貧になる展開が多い。

いきなり組み付いたクラーク。ケージに押し込むと膝。肘を入れて入れ替えたダウン。テイクダウンを狙う。こらえて背中を向けたクラークからスタンドバック。テイクダウンを狙っていく。正対に成功したクラークだが、ダウン肘。離れた。しかし間合いを開けず、ケージを背負わせて打撃を入れていく。クラークタックルで飛び込んだ。テイクダウン。しかしすぐ立つダウン。四つからボディに膝を入れると、肘を入れて離れた。クラークがタイミング良くタックルに入ったが受け止めたダウン。強引に反り投げを狙ったが自滅して下になったダウン。クラークパウンド。肘。そのままホーン。

1Rクラーク。

2R。クラークのタックルに飛び膝を合わせたダウンだが、クラークそのままタックルでテイクダウン。倒されたがスイッチからバックを取り返したダウン。立ったクラーク。スタンドバックに。ダウンバックから膝。しかしクラークが腕をつかんで一本背負いのような投げを仕掛ける。正対した。離れる。クラークがオーバーハンドのフックを打ち込む。ダウンちょっと疲れがあるか?パンチにスピードがない。ジャブにクラークがタックルをあわせる。四つに。膝を入れるダウン。さらに肘。押し込まれた体勢で動きがないクラーク。ダブルアンダーフックにしたダウンだがホーン。

2Rダウン。

3R。ジャブで出るダウン。組んだクラーク。ケージに押し込む。離れ際に左を入れるクラーク。またタックル。が、止めたダウン。クラークのジャブ。またタックル。止めたダウンは逆に四つからテイクダウン。ギロチンに抱えたクラークにヴォンフルーチョークの体勢だが外れた。しかしハーフで押さえ込んでいる。今度は肩固めのセット。亀になったクラークだが、雑にバックを狙ったダウンが股下から抜けられ、逆にバックを取られる。立ってスタンドバックに。ダウン正対。離れる。クラークがパンチを打ち込む。いい打撃だったがタックルに行くと止められ、ケージに押し込まれる。ダウン今度は首相撲にして膝。クラーク肘を返してタックルに。首相撲からの膝で離れたダウン。疲れているダウンだが手を出していく。ダウンバック肘。クラークパンチを返した。残りわずかでクラークがパンチのラッシュからタックル→テイクダウン→マウントまで取ったところでタイムアップ。

三者フルマークでクラーク勝利。

スコアほどの差はないが、ダウンの方が先に攻め疲れした。クラークは最後の攻めを見ても余力を残していた。

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