ウェルター級。
アルファメール所属のマロット。コンテンダーシリーズで勝利し、昨年4月にUFCデビュー。初戦で中堅のグラップラー・ミッキー・ガルと対戦すると、右で顔面を打ち抜き1RKO勝ち。キャリア8勝はすべてフィニッシュしての勝利。それ以降なかなか試合が組まれず、昨年末にはFury FCのグラップリングイベントに出場している(UFCファイターのトレヴィン・ジャイルスに判定勝ち)。
レイネスもコンテンダーシリーズを勝ち上がり、昨年5月にUFCデビュー。UFC1勝1敗のゲイブリエル・グリーンに1Rは打撃で上回っており、2Rには右オーバーハンドでダウンも奪ったが、スタミナ切れで失速して、最後はスリップダウンしたところにパウンド連打をもらい逆転KO負けした。こちらはすぐに2戦目が組まれ、9月にUFC0勝2敗のダリアン・ウィークスと対戦。ひたすら距離を取り単発の打撃を入れるのみで、微妙な展開にも関わらず勝負に行くことはなかったが、なんとかスプリット判定勝ちでUFC初勝利を挙げた。
ミドル・ハイを入れるマロット。レイネスは詰めていくがマロット距離を取り詰めさせない。関節蹴りを見せるマロット。左ミドル、サイドキック。自分の間合いに入れないレイネス。飛び込んで左を入れたレイネスだが、マロットすぐ組むとクラッチしてテイクダウン。ハーフ。肩固めのセット。まだハーフだったががっちり入りレイネスタップ!
マロットUFCデビューから2試合連続1Rフィニッシュ、キャリアでも全フィニッシュを継続。次はワンランク上の相手と見たい。