UFC285:第4試合・マーナ・マルティネス vs. キャメロン・サーイマン

バンタム級だったが、マルティネスが1ポンドオーバーし、キャッチウェイトに。

マルティネスはUFC2勝1敗、2勝はいずれもスプリット判定勝ち。空手がバックボーンのストライカー。10勝のうち8つがKO勝ち。前戦は昨年10月にブランドン・デイヴィスに勝利。負けたロニー・ローレンス戦では、2Rにダウンを喫してKO負け寸前まで追い込まれた所から、3Rにダウンを取り返し、腕十字を仕掛ける場面があった。

サーイマンは昨年8月のコンテンダーシリーズで勝利し、12月にUFCデビュー。初戦は代役でUFCとの契約を決めたスティーブン・コスロウで、3Rに打撃のラッシュでKO勝ちしたが、1Rは落とし、2Rはタックルを切った際にグラウンド状態のコスロウの顔面に膝を入れて減点されているのがいただけない。また、テイクダウンを5度も取られていて、テイクダウンディフェンスに難がある。まだ22歳で7戦全勝。バックボーンはキックで南アフリカ王者。第8試合に出場するドリカス・デュ・プレシとは同じ南アフリカ出身でチームメイトでもある。

左を当てたマルティネス。打ち合いで右をヒットさせたサーイマンだが、マルティネスもパンチを打ち返す。積極的に打撃で出るマルティネス。ワンツー。サーイマンカーフキック。しかし飛び込んだところに右がヒット?片膝を着いたサーイマンだが、すぐ立て直した。が、サーイマンのローがローブローになりタイムストップ。再開。左ミドルを入れるサーイマン。マルティネスパンチ連打で出る。が、またローがローブローに。うずくまるマルティネス。サーイマンに減点1で再開。パンチで出るマルティネス。サーイマンの左がヒット。サーイマンが詰めていくがホーン。

1Rはほぼ五分。。ややサーイマンか。しかし減点があり9-9。

2R。蹴りで手数を出していくサーイマン。右ハイ。左を当てたマルティネスだがサーイマンどんどん攻める。マルティネスのアッパーが入るが引かないサーイマン。打撃戦から右足にカーフを蹴られてスイッチするマルティネス。サーイマンの右をもらってダウン!上になったサーイマン。マルティネスガードから仕掛けようとするが、サーイマン防ぎつつ鉄槌。肘。下から腕十字を狙ったマルティネスだが読まれている。パスを狙うサーイマン。肘。パウンド。ホーン。

2Rサーイマン。

3R。サーイマンまた先手を取る。ワンツーがヒット。マルティネスも打ち返していくが劣勢。またワンツーをもらう。右。また右。マルティネスぐらついた。ケージを背負う。サーイマン冷静に狙っているが、出した手が目に入りアイポーク。タイムストップ。再開。サーイマンの左フック・アッパー。左ミドル。組んでいったサーイマンを投げたマルティネス。しかしすぐ立ったサーイマンが今度はシングルレッグで倒した。ハーフから肘・パウンド。ガードに戻したマルティネスだが、インサイドから強烈な肘連打を入れるサーイマン。かなり削られているマルティネスだがガードでしのいでいる。下から蹴って立ったがなおも打撃で攻めるサーイマン。マルティネスのパンチがかすめたのか?サーイマン仰向けに倒れたがすぐ立った。タイムアップ。

29-27、28-27、28-28の2-0でサーイマン勝利。

1Rは2者マルティネス、3Rはサーイマン10-8をつけたジャッジが1人。

マルティネスもいい打撃を当てる場面があったが、3Rテイクダウンされてからは一方的だった。

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