UFC on ESPN44:第7試合・ブランドン・ロイバル vs. マテウス・ニコラウ

フライ級。4位ロイバル、5位ニコラウ。

ロイバルはアグレッシブに極めを狙うスタイルで、UFC4勝のうち一本勝ちが3つ。キャリアでも判定勝ちが14勝中2試合しかないフィニッシャー。昨年5月、マット・シュネルと対戦し、パンチでダウンしたもの、下から足関を仕掛け、上を取り返してのギロチンでタップアウト勝利。12月にも試合が組まれていたが、手首の負傷で欠場していて、11ヶ月ぶりの試合となる。今回の試合前には、平良達郎とお互い出稽古先で一緒にトレーニングしてきた。30歳。

ブラジルのニコラウはUFC3勝1敗でリリースされた後、マネル・ケイプ戦でUFCに復帰し、復帰後4連勝でトータル7勝1敗。こちらは昨年12月にマット・シュネルと対戦しており、ひたすらステップして距離を取り続け、シュネルが追いかけてきたところにカウンターを入れてダウンを奪い、最後はパウンドでKO勝ち。フィニッシュしたから良かったものの、相手が追いかけてこなければ、ただ逃げ続けるだけの試合になりかねない、厄介なスタイルだったが、今回はどうか。30歳。

パンチで牽制するロイバル。ニコラウは距離を取り様子見。サイドステップ。出てきたロイバルにパンチを入れる。ステップを始めたニコラウ。詰めるロイバルだが蹴りはサイドステップでかわされた。しかしパンチで出たニコラウにカウンターのテンカオが顎にヒット!効いた!ロイバルすかさずパンチを打ち込みニコラウダウン!パウンド・肘ラッシュ!KO!

ロイバル1Rフィニッシュ勝利。タイトル挑戦に大きく前進。

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