フェザー級トーナメント一回戦。
前回のRoad To UFCシーズン1で、決勝進出したにも関わらずUFCと契約できなかったイー・ジャー。前回の試合直後に、次回のRoad To UFC出場を確約されたとのことだが、決勝はどちらが勝ってもおかしくないスプリット判定だったことを考えると、UFCと契約できなかったのは気の毒。昨年の初戦は修斗王者SASUKEをスタンドバックから投げ、手をついたSASUKEが肘を脱臼したところでチョークで一本勝ち。準決勝では松嶋こよみのレスリングゲームに互角に渡り合い、2Rに三角・腕十字を取りかけたのが評価されスプリット判定勝ち。今回は優勝候補の本命。26歳。
当初はアフガニスタンの選手が出場予定だったが、欠場となり、同じ中国のウーズーアーズービエクアが代役出場。33歳でキャリア41戦(29勝11敗1分け)。半分以上の16が一本勝ち。バックボーンはレスリングで新疆ウイグル自治区のレスリング王者。
ワンツーを放ったイー・ジャー。ミドル。ウーズーアーズービエクアが蹴りをキャッチしてテイクダウン狙い。ケージまでお仕込みシングルレッグ。こらえて肘を入れるイー・ジャー。入れ替えた。しかし四つからウーズーアーズービエクアが投げてテイクダウン。担ぎパスを狙うウーズーアーズービエクア。イー・ジャーガードから腕十字。タップアウト!
テイクダウンされた時は一瞬ビックリしたが、ガードから鮮やかな腕十字。前回も松嶋戦で下からの攻めを見せていたが、レスリングが強いだけでなく下からの仕掛けもある。