ライト級トーナメント一回戦。
韓国のソンチャンは7月に5年半ぶりに復帰する佐藤豪則とTOP FCで対戦し、2度ともローブローを入れてしまいノーコンテストになっている選手。ウェルターでも戦っているが、身長170cmで、ライト級でも小さい。佐藤戦以降は3連勝中だが、いずれも戦績がはっきりしない(Tapologyのデータでは全員1勝1敗)相手で、レベルが高い韓国勢の中ではやや実力的に落ちるか。33歳と若くもない。
ロン・チューは昨年2月までUFCに参戦し、1勝2敗でリリースされている。元UFCファイターはエントリーできないとされるRoad To UFCだが、中国人ファイターのみ例外の模様。UFCでは0勝2敗の相手にいいところなく完敗。2戦目で直前の代役出場の相手にスタンドでの打撃、テイクダウンしてからの攻めと全局面で上回って勝利したが、これは相手が弱すぎた。3戦目は1勝1敗の相手にほぼ何もさせてもらえず、最後はギロチンでタップ負け。リリース後はUAE Warriorsでブラジル人選手に2RKO勝ちしたが、これも相手のレベルが低かった。まだ23歳と若いが、よほど急激に成長しない限り、すぐにまたUFCで戦うのは厳しい。
勝者は丸山に勝ったサンウクと対戦する。
ソンチャンシングルレッグ。こらえたロン・チュー。ケージに押し込むが、入れ替えたロン・チューが肘を入れて離れる。右を当てたソンチャン。また組んでいく。ケージに押し込む。離れたロン・チュー。カーフキック。ソンチャンすぐに詰める。ロン・チューカウンターの飛び膝。タックルに来たソンチャンだが、ロン・チュー切って離れると右を打ち込みダウン奪取!パウンド!連続でもらったソンチャンが崩れたところでレフェリー止めた。
元UFCロン・チューが1RKO勝ち。