UFC on ESPN49:第10試合・アルベルト・デュラエフ vs. パク・ジョンヨン

ミドル級。

ロシアのデュラエフはUFC2勝1敗。ロシアの魔窟ACBでミドル級王者となり8戦全勝。コンテンダーシリーズを経てUFCと契約した。初戦はテイクダウン→マウントからのパウンドで圧倒しての判定勝ちだったが、2戦目のホアキン・バックリー戦では、タックルを切られ打撃をもらう展開で、2R終了後にドクターストップ負け。前戦はまたもストライカーのチディ・エンジョクアニとの対戦で、両者警戒して手が出ない展開となった上でスプリット判定勝ちを拾った。34歳。

韓国のジョンヨンはUFC6勝2敗。前回もロシアのトゥルーリンとの対戦で、1Rにテイクダウンからマウントを奪いパウンドラッシュ→チョークで勝利。UFC契約後はテイクダウンから押さえ込み主体での塩漬け判定勝ちが多かったが、ここ2試合はチョークでのフィニッシュが続いている。32歳。

ジャブを入れるジョンヨンだが、左を打ち込むデュラエフ。今度は左ボディ。さらにカーフキック。単発だが重さがある。ジョンヨンはジャブ。デュラエフもジャブを打ち返す。左ボディから右。強打を打ち込んでいくデュラエフ。ジョンヨンはジャブで牽制。デュラエフのミドルをキャッチしてテイクダウンを狙ったジョンヨン。こらえたデュラエフにジョンヨンギロチン。引き込んで全力で絞める。かなり力を入れているジョンヨンだが、デュラエフはサムズアップ。ホーン。

1Rギロチンがどれくらい評価されるかだが、結局防がれていたと見て強打を打ち込んだデュラエフのラウンド。

2R。ジャブの刺し合いからデュラエフタックル。テイクダウン。寝かされずに立とうとするジョンヨンだが、足首を掴んで立ち上がらせない。立ったジョンヨン。クラッチを切るとデュラエフ離れた。右がヒット。タックル。切ったジョンヨン。ジョンヨンがプレスしていく。デュラエフ疲れたか?パンチで出るジョンヨン。ケージを背負ったデュラエフ。ボディ・顔面にパンチを貰いダウン!ジョンヨン亀になったデュラエフからバックマウント。体を伸ばしパウンドからチョーク。しかしちょっとズレているか。放して逆の腕のチョークへ。腕を掴んで防いだデュラエフ。しかしなおもバックマウント。ジョンヨン三度チョーク。タップアウト!

ジョンヨン3試合連続のチョークでの一本勝ち。次あたりランカーとの対戦が組まれてもおかしくない。

デュラエフは打撃は重かったが、強打ばかりで消耗も早かった。

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