ミドル級。
ロシアのコプィロフはUFCデビューから2連敗の後2連続KO勝ち。ハンド・トゥ・ハンド・コンバット(ロシアの白兵戦技術を使った徒手の格闘技大会)の4度世界王者となった後にMMA転向。10勝のうち9KOのストライカー。2019年にUFCと契約したが、長期欠場が続き、4年でまだ5試合目。32歳。
ヒベイロはブラジルのムエタイ王者で、11勝すべてがKOでの勝利。1月のUFCデビュー戦はアブドゥル・ラザクに2Rにパンチを貰ってKO負けしたが、5月の2戦目は1勝2敗のジョセフ・ホームズ相手に1RテイクダウンからのパウンドでKO寸前まで追い込み、2Rに膝でダウンを奪ってからのパウンドでKO勝ちした。インターバル3ヶ月弱で早くも3戦目。元ダンサーの31歳。
コプィロフがじわじわと出る。左がヒット。ヒベイロはジャブで距離を測る。コプィロフに詰められケージ際まで下がった。飛び込んで右を放つヒベイロだがコプィロフバックステップでかわず。左ボディ、前蹴り。ヒベイロもミドルを返す。コプィロフもミドル。またケージまで下がるヒベイロ。コプィロフ飛び膝からワンツー。ヒベイロ出てきた。距離を取るコプィロフを追いかけて左右のパンチを打ち込む。また出てきたヒベイロだが、カウンターのパンチをもらい止まった。またケージを背負ったところにパンチを打ち込むコプィロフ。しかし深追いはしない。残り1分。ワンツーを入れたコプィロフ。が、ヒベイロの右がヒット。下がったコプィロフを追うと、ケージを背負ったところでパンチのラッシュ。そこからタックルに入ったが止められた。ホーン。
1Rコプィロフ。ヒベイロも終盤に爆発力の片鱗は見せたが。
2R。見合いからコプィロフの左ハイがビッグヒット!ヒベイロダウン!完全にのびているヒベイロに追い打ちのパウンドを入れるところでレフェリーが割って入りKO!
コプィロフ、連敗からの3連続KO勝利。
ヒベイロも前に出てパンチを当てる場面はあったが、距離を取って冷静に見合う展開になるとコプィロフの打撃のスキルが上だった。