UFC on ESPN11:第10試合・ラケル・ペニントン vs. マリオン・ルノー

女子バンタム級。ペニントン6位、ルノー10位。

2013年のUFC女子解禁元年からUFCに参戦しているペニントン。戦績はMMA10勝8敗、UFC7勝5敗とそれほどでもないが、一度4連勝し、元王者でかつてのTUFコーチであるミーシャ・テイトに勝ったことでトップランカーとなり(テイトはその試合で引退)、アマンダ・ヌネスのタイトルに挑戦したがいいところなく打撃で一方的に打たれて続けてKO負け。その後はジャーメイン・ランダミーやホリー・ホルムといった元王者に判定負け。負けたとはいえ、ボクシング世界王者のホルムとは打撃で互角に打ち合っていた。

UFC女子最年長42歳のルノー。本業が高校教師のパッとしない中堅選手だったが、レスリング銀メダリストのサラ・マクマンに三角絞めで一本勝ちするビッグアップセットを起こした。が、その後はキャット・ジンガーノ、ヤナ・クニツカヤに判定負けで連敗中。柔術黒帯のグラップラー

手数を出していくルノー。ペニントンは落ち着いてパンチで迎撃。距離がつまり組み付こうとしたルノーだが、ペニントンがケージに押し込む。首相撲から膝を入れたペニントン。離れる。ルノーが飛び込んでパンチを入れて首相撲に。しかしペニントンがケージに押し込むと、逆に首相撲から膝。バックに回ったルノー。残り1分。倒されないようにこらえているペニントン。倒せないがバックから殴る。ホーン。

1R微妙。最後の攻防を除けばペニントンだが、バックについてコントロールしていた時間がどれくらい評価されるか。

2R。手数を出すルノー。ペニントンが首相撲に捕らえるとケージに押し込む。膝の撃ち合いになるが、ルノーの膝が股間にヒットしタイムストップ。再開。先手を取るルノーだがペニントンが打ち返す。組んだルノー。受け止めるペニントン。膝の打ち合い。ペtニントンが首相撲でコントロールしつつ膝連打。膝をキャッチしてテイクダウンしたルノー。両足を束ねて寝かそうとしたが、頭を潰して引き剥がしたペニントンが逆に上に。インサイドからパウンド。三角を狙ったルノーだがペニントンディフェンス。ルノー立った。ペニントンが首相撲からまた膝を入れる。タックルへ。ケージで耐えつつ打撃を入れるルノー。ホーン。

2Rペニントン。

3R。ペニントンが出ていく。ルノーボディロックからテイクダウン狙い。膝をついたペニントン。寝かされずに立った。パンチ・肘を打ち込みケージに押し込むと首相撲。ボディに膝連打。離れた。すぐパンチで出ていくペニントン。パンチ連打でルノーがガードを固めるとダブルレッグへ。ルノーはニンジャチョークを狙ったが防がれる。パンチで出るペニントン。ルノータックル。受け止めたペニントン。残り1分。そのままがぶってケージに押し込むペニントン。また首相撲。タイムアップ。

30-27、29-28×2の3-0でペニントン勝利。王者クラスには勝てないが、下位ランカー相手には強さを見せる。

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