UFC293:第9試合・ジャスティン・タファ vs. オーステン・レーン

ヘビー級。

この試合は6月に組まれたが、開始29秒でレーンのアイポークでタファが戦闘不能になりノーコンテストとなった。前回はレーンの地元フロリダでの試合だったが、今度はタファの地元に移しての再戦。

タファはここまでUFC3勝3敗1NC。UFCでの3勝はすべて1R2分以内のKO勝ち。しかしいつも豪快に殴り合う訳ではなく、負ける時には出て行けずお見合いの試合になってのものが多い。また、3敗した相手はいずれも負けてリリース済となっている選手に喫したもの。バックボーンはラグビーでプロリーグに所属していたが、24歳で引退しMMAに転向。29歳。

レーンはタファと境遇が似ており、ラグビーではなくアメフトからの転向。NFLのチームと契約していたが、2015年に27歳で引退。デビューから4戦全勝・全試合1RKOで2018年にコンテンダーシリーズに出場したが、その際の相手がMMAデビュー戦で同じNFL出身のグレッグ・ハーディ。57秒でKO負けし、UFCとの契約はならなかった。しかし昨年4年ぶりにコンテンダーシリーズに出場すると、1RKO勝ちでUFCとの契約を決めた。12勝のうち11KO、残り1試合はチョークでの勝利。当初は2月のオーストラリア大会にも出場予定で、その際の相手はタファの弟のジュニア・タファの予定だった(負傷により欠場)。35歳のオールドルーキー。

詰めるタファ。が、レーンの出した手がまたアイポークに。ストップ。しかしタファはダメージなさそう。再開。詰めてくるタファ。下がりながらローを入れるレーン。ハイをブロックするタファ。パンチで出るタファ。タファの左が入りレーン仰向けにダウン!パウンド連打。KO!

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