女子バンタム級。
ブラジルのビダルは昨年11月にUFCデビュー。UFC0勝2敗のパスクアルに鋭い打撃を打ち込み、最後はボディへの飛び膝で嫌倒れさせてのKO勝ち。LFAではタックルでテイクダウンを奪い、そこから引き込んでのギロチンや、ハーフから引き込んでの内ヒールなど思い切った極めも狙いに行っている。25歳。
メキシコ独立記念日に行われたノーチェUFCから1週間遅れのUFCデビューとなるメキシコのレンドン。2020年にプロデビューし、ここまで5戦全勝。バックボーンは柔術(紫帯)。30歳になる直前にアマチュアMMAでデビューし、4年半でUFCまでたどり着いた。34歳と若くなく、キャリアも5戦のみで、本来ならコンテンダーシリーズ出場も難しいところだが、いきなりの本戦デビュー。
レンドンがガードを固めて打撃を出していくが、スピードがない。ビダル様子見しつつロー、右オーバーハンドを入れる。ビダルがプレッシャーをかける。左右のパンチを連打しタックルに入ったビダルだが、両脇を差したレンドンが入れ替えてケージに押し込む。ケージで耐えたビダルは肘を入れて離れた。右を打ち込んだビダルがタックルに。シングルレッグに入るが、今度はレンドンがケージを使って耐えながらパンチを入れる。差し返したレンドンがテイクダウンを狙うが、ケージに寄りかかってこらえた。ホーン。
1Rは僅差だが、打撃の手数でややビダル。