PANCRASE337:第9試合・平田直樹 vs. 遠藤来生

フェザー級

オーソドックスに構える両者。遠藤が先にローや右ハイを出していく。両者の大振りの右フックが空振り。平田がローシングルを狙ったが、足を引いて切った遠藤。遠藤はローやジャブで手数を出していく。遠藤の左の蹴りの打ち終わりにダブルレッグに入る平田。金網際で片膝を着いた遠藤。立ったがなおもボディロックを放さない平田が投げる。すぐに立ち上がる遠藤。平田はスタンドバックから持ち上げて投げたが、押さえ込まれる前に立つ遠藤。残り40秒で平田が投げ、両足をフックしてバックマウント。バックキープのまま1R終了。ジャッジは三者とも10-9で平田。

2R。平田のダブルレッグを切って左右のパンチ連打を入れた遠藤。遠藤がプレッシャーをかけてきた。平田がシングルレッグに。ボディロックに切り替えて金網に押し込んだ。脇をくぐってスタンドバックを取った平田。クラッチを切ろうとする遠藤だが、平田が投げる。片膝をついた遠藤。上体を金網に預ける遠藤の両足を平田が両足でホールドする。2R終了。このラウンドも三者10-9で平田。

3R。詰めてきた遠藤。平田のダブルレッグを受け止めて切った。平田は今度はシングルレッグに入る。金網でこらえる遠藤がヒジやパンチを入れて抵抗する。シングルからダブルレッグに切り替えた平田。膝を着いた遠藤。立ち上がるが平田がスタンドバックに。金網際で正対した遠藤。外掛けテイクダウンを狙った平田だが遠藤はこらえる。投げをこらえて離れた遠藤。パンチ連打で出ていく。平田は引き込みで自ら下になり逃げ切り体勢に。パウンドを打ちながらハーフにした遠藤だが、平田は下からホールドして凌ぐ。肘を連打する遠藤。タイムアップ。

ジャッジ三者とも29-28で平田が逃げ切り勝利。

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