PANCRASE337:第7試合・余勇利 vs. 神谷大智

ライト級。

サウスポー同士から神谷が蹴りを入れる。組んだ神谷だが、両脇を差しているのは余。差し返した神谷が四つから大内刈でテイクダウン。金網際でハーフからパウンドを入れる神谷。バックマウントを狙ったが、余が反転して立ち上がる。放さず金網に押し込む神谷が外掛けで倒して上に。余は下から両足で距離を作って立つが、神谷は立たれてもクラッチを放さずに投げる。投げられても押さえ込まれる前に立つ余。しかし神谷がまた大内刈でテイクダウンする。ハーフからパウンドを入れていく神谷。余は残り20秒で金網を蹴って立ち上がると、立ち際に左右のパンチを連打して出ていく。ブザー。1Rはジャッジ三者が10-9で神谷を支持。

2R。すぐに詰めてパンチを打ち込む余に神谷がカウンターのタックル。ダブルレッグでテイクダウン。余のガードに。パウンドを落とす神谷だが、また足で距離を作って立った余。押し込む神谷の腹にヒザを入れると離れた。パンチを入れる余に神谷がタックル。切った余だが、四つに組んだ神谷が大内刈でテイクダウン。背中を付けて寝かされた余。下から顔を押して距離を作り立ち上がる余だが、神谷がシングルレッグでまた倒した。金網を使って立つ余。残り1分。金網に押し込んだ余がヒジを入れるが、入れ替えた神谷に膝を連打すると、2発目がローブローになりタイムストップ。神谷の回復待ちでインターバルが取られる。長めのインターバルとなったが再開。余が前蹴りから左をヒットさせたところで2R終了のブザー。2Rもジャッジ三者10-9で神谷。

3R。余が距離を詰めるとワンツーをヒット。さらに神谷のタックルにヒザを合わせる。神谷またタックルへ。切って離れた余。しかし神谷はすぐにまたタックル。シングルレッグで余の左足を両足で挟んでホールドすると、奥足を掴んで倒しバックマウントに。四の字でクラッチする神谷。向き直った余だが、神谷はハーフで上体を固めて押さえ込む。背中を向けて立とうとする余だが、両足をフックして倒した神谷が再び四の字バックの体勢に。反転しようとする余だが返せないままタイムアップ。

30-27×2、29-28の3-0で神谷が勝利。

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