UFC on ESPN55:第5試合・ドンテイル・メイエス vs. カイオ・マシャド

ヘビー級。

メイエスはUFC3勝4敗1NCと負け越しているが、昨年6月に元王者のアンドレイ・アルロフスキーを2RKOで下し、11月の前戦でランカー(15位)のホドリゴ・ナシメントと対戦。2Rまで打撃で押されて、中盤以降はスタミナが切れ、お見合いの展開が増えて大ブーイングの内容で判定負け。バックボーンは柔道。身長はセミ前に登場するオーステン・レーンと同じ198cmで、現UFC3位タイ。32歳。

ブラジルのマシャドは昨年8月のコンテンダーシリーズで勝利しUFCと契約。11月のデビュー戦はUFC1勝0敗のミック・パーキン相手にやや押し気味の内容だったが判定負け。とはいえスピードがなく、いかにもヘビー級の下の方といった選手。バックボーンは11歳から始めた柔術。29歳。

ワンツーを入れたメイエス。マシャドのパンチがヒットし、ちょっとぐらついたメイエス。詰めてワンツーを入れるマシャド。右を入れたメイエス。左ミドルを返すマシャド。左で飛び込んだ。両者とも慎重な展開で残り1分。詰めてパンチ連打を出したマシャドだが、メイエスのパンチを貰いダウン!ガードで凌ぐマシャド。上を取ったメイエスだが追撃の強いパウンドは入れられず。足で離して立ったマシャド。ホーン。

1Rメイエス

2R。1Rダウンしたマシャドだが打撃で出ていく。ケージまで詰めるが、メイエスがケージを背負うと追撃せず下がる。両者手数が少なく、見合いの展開が多い。アッパー、ミドルを入れたメイエス。両者追撃がなく、後退で打撃を入れ合う展開。左オーバーハンドを当てたメイエスだが浅い。残り30秒。マシャドパンチからケージに詰めて連打を入れた。ホーン。

2Rは五分だが最後に連打を入れた分マシャドの印象の方が良いか?しかし明確でないため、マシャドはフィニッシュを狙う必要がある。

3R。マシャド連打を出したが、その先の追撃がない。またパンチでケージまで下がらせるマシャド。しかし下がると今度はメイエスが打撃を入れる。メイエスをケージまで下がらせても、そこで打撃を入れて下がってしまうマシャド。手数は多いが倒す気配はない。判定で勝っている計算なのか。残り10秒でようやく連打で攻めたマシャド。タイムアップ。

3Rはマシャド。2R次第。

三者29-28でメイエス勝利。

しょうがないという様子で肩をすくめるマシャド。1R確実に落として2Rが微妙な時点でフィニッシュが必要なのに、倒しに行く様子がなくファイトIQが低い戦いぶり。終わってから勝利アピールするより、試合中にやることがあるはず。

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