女子フライ級ワンマッチ。
中国のワン・ツォンはキックがバックボーンで、2年前にMMAデビューしたばかり。ここまで4戦全勝。もともと散打から格闘技を始め、2013年に世界選手権優勝。キックに転向して8勝0敗1分の記録を残すと、その後はアマチュアボクシングに転向し、2019年に世界選手権で準優勝。前戦では元UFCファイター(1勝5敗でリリース)のウー・ヤナンに判定勝ちしている。32歳。
ペルーのルナは25歳で戦績5勝2敗。バックボーンは7歳から始めたキックボクシングでアマチュアのIFMA王者。
両者オーソドックス。ルナの蹴り足をキャッチしたワン・ツォンがテイクダウン。ルナは下から足関に。ストレートフットロックを狙うが、ワン・ツォンにパウンドを打たれる。レッグドラッグで足を流してパスしたワン・ツォン。サイドを取る。ルナが腕十字を狙うと逆のサイドに。ワン・ツォンがアナコンダチョークに捕らえる。外れたがギロチンを取り直したワン・ツォン。そのまま上になりニアマウントの体勢で絞める。ルナタップ!
1R3分4秒、ヘッド&アームチョークでの一本勝ちとコールされた。
ワン・ツォン「私がグラウンドゲームが苦手と言っていたやつ、黙れ!今日はいつも通り。これが私の戦いだ」