UFC on ESPN60:メインイベント・アマンダ・レモス vs. ビルナ・ジャンジロバ

女子ストロー級5分5R。レモス3位、ジャンジロバ5位。

レモスは女子ストロー級きっての倒し屋で、フィニッシュ数、ノックダウン数はUFC女子ストロー級最多。ストロー級で負けた相手は元王者のアンドラージ(スタンディング肩固め)と、昨年8月に王座挑戦したジャン・ウェイリー戦。ジャン・ウェイリーにはテイクダウンされるとポジションを取られて一方的に攻められる展開で、5Rにはパンチでダウンも奪われ完敗。37歳。

ジャンジロバはキャリアで一本勝ち13回、唯一のKO勝ちは村田の脱臼により戦闘不能となった負傷TKO勝ちというグラップラー。アマンダ・ヒバスに敗れた後、ここまで3連勝中。ランキングも過去最高の5位まで上げている。36歳。

お互い上位ランカーではあるが、敗れてランキングが下がると、年齢的にタイトル挑戦までたどりつけない可能性がある。

オーソドックスのジャンジロバにレモスはスイッチを繰り返す。ジャンジロバがタックルで飛び込んだ。倒されながらギロチンに抱えているレモス。ハーフで首を抱えているが、足のクラッチが無く腕で絞めているだけ。外れた。足を抜こうとするジャンジロバ。レモス後転スイープで上になるがジャンジロバ下から膝十字!けっこう深いがレモス逆にアンクル。ジャンジロバもアンクルに切り替えたが、レモスが体を起こしてヒジを入れる。ジャンジロバ潜ってバックに回った。立ったレモスの背中に乗る。降りてハーフバックでのコントロールに。レモスはジャンジロバの左腕を両手で掴んでディフェンス。ホーン。

1Rジャンジロバ。

2R。蹴りで牽制するジャンジロバ。レモス飛び込んで左をヒット。ジャンジロバも飛び込んでパンチを入れる。ジャンジロバまたタックルで飛び込む。ケージに押し込むとダブルレッグへ。シングルレッグに切り替えた。倒されながらキムラに捕らえて逆に上を取ろうとするレモス。ジャンジロバが体勢を立て直すとなおもボディロックからタックルへ。投げを潰したレモスが上になるが、ジャンジロバが潜ろうとする。腕を小手に巻いてバックにつかれるのを防いでいたレモスだが、小手が外れてジャンジロバが四の字バックに。顎の上からチョークで絞める。腕を掴んで耐えているレモス。顎を引いて耐える。ジャンジロバ腕十字に切り替えた!伸びているが女子特有の関節の柔らかさでしのごうとするレモス。しかしタップ!

ジャンジロバ、グラウンドゲームに持ち込み完勝でランキング3位撃破。

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