UFC on ESPN60:第5試合・ブライアン・ケレハー vs. コーディ・ギブソン

バンタム級

ケレハーはUFC8勝8敗のタイで、2022年に4試合の契約更新を行ったが、そこからウマル・ヌルマゴメドフ、マリオ・バウティスタ、コーディ・ガーブラントに3連敗(すべてフィニッシュ負け)で後がない。ギロチンが得意技。ガーブラント戦では1RでKO負けしたが、カーフキックでガーブラントの左足を大きく腫らせた。37歳。

ギブソンは2014年にUFCと契約。初戦が後の王者スターリングとの対戦になるなど、相手が厳しかったのもあり、1勝4敗でリリース。一度は引退していたが、3年のブランクを経て復帰してTUFに参戦し、ベテランチーム=チーム・チャンドラーの一員として決勝まで進出。決勝の相手は同じベテランチームだったが、途中でチーム・マクレガーに移籍したブラッド・カトーナに判定負け。今年3月のUFC本戦デビュー戦でも、マイルス・ジョーンズに判定負けし連敗。バックボーンはレスリング。こちらも36歳と若くないため、負けは許されない。

両者オーソドックス。左右のフックで出たギブソン。ケレハーカーフキック。リーチで上回るギブソンがワンツーを入れる。ケレハーが出たところに組んでバックに回ったギブソン。首をギロチンに抱えたケレハーだが、テイクダウンしたギブソンが両足をまたいでいる。ギロチンを放して立ったケレハーだが、ギブソンダブルアンダーフックでケージに押し込む。ボディロックからテイクダウン。ケレハーすぐに立つ。ケレハーバックを取られた体勢からアームロック。腕を抜いて離れたギブソン。すぐにまたパンチで出て組み付いたギブソン。また脇をくぐってスタンドバックに。正対したケレハーだがヒジをもらい倒れる。すぐに立って離れたケレハー。ギブソンタックルへ。ケレハー得意のギロチン。が、スッポ抜けて下に。ハーフで固めたギブソン。肩固め。ハーフのまま絞めるが、タイトに入っていてケレハータップ!

ギブソン、UFC10年ぶり勝利。

ケレハーは4連敗。

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