PANCRASE346:メインイベント・伊藤盛一郎 vs. ムハンマド・サロハイディノフ

フライ級タイトルマッチ5分5R。サロハイディノフ1位。

伊藤は2022年にパンクラスに初参戦すると、2試合連続チョークで一本勝ちし、昨年12月にランキング3位の有川と暫定王座決定戦で対戦。1Rにパンチを効かせると、終盤にはテイクダウンからの腕十字でタップアウト寸前まで追い込み、2Rにツイスターからのチョークで一本勝ち。2020年のRIZIN神龍にギロチンで敗れて以来、5試合連続での一本勝ちとなる。その後、鶴屋のUFC契約・王座返上に伴って正王者に昇格している。今年のRoad to UFCにもエントリーしていたが落選した。30歳。

タジキスタンのサロハイディノフは2022年にアマチュアMMAの世界大会・IMMAFで優勝。プロデビュー戦が昨年9月のパンクラスで、ランカーの秋葉を組みで圧倒した上で、最後はパウンドでKO勝ち。2戦目は今年Road to UFCにも出場(計量失敗により試合せずに失格となったが)した松井に組んでのテイクダウンを仕掛け続け、最後までスタミナ切れすることなく三者フルマークの判定勝ち。プロキャリア10ヶ月・3戦目のパンクラス史上最短での王座獲得を狙う。22歳。

両者オーソドックス。ジャブで牽制する伊藤。タックルに。尻もちを着かせた。伊藤横三角。しかしサロハイディノフリフトして担ぎ上げた。自ら解除して下になった伊藤。サロハイディノフスタンドバック。伊藤はバックを取られた体勢からキムラを仕掛ける。倒れ込みながら極めに行くと腕十字に移行。クラッチして耐えているサロハイディノフだが腕が伸びた!体をまたいで抜けたサロハイディノフ。サロハイディノフのスタンドバック。テイクダウン。伊藤ラバーガード。外れたがKガードからスイープするとキムラクラッチ。さらにセンタク挟み。サロハイディノフ起き上がって外して上に。伊藤また背中を向けて立ちに行く。立つとすぐに投げを狙うサロハイディノフ。ケージ際で向き直った伊藤。ホーン。

1R三者伊藤。

2R。伊藤のカーフキックでスリップダウンしたサロハイディノフだが、そこからアンクルピックでテイクダウンを狙う。離れた伊藤。サロハイディノフまたタックル。テイクダウン。背中を向ける伊藤。ハーフバック。しかしすかした伊藤。首を抱えようとするが、サロハイディノフまたタックルに入りスタンドバックに。シングルレッグから尻もちを着かせる。ギロチンに抱えている伊藤だが放した。また背中を向けて立つ伊藤。向き合って離れた伊藤。サロハイディノフパンチからまたタックルへ。ケージに押し込む。伊藤ニンジャチョークを狙ったが、サロハイディノフ倒したが、すり抜けて逆にバックを取る伊藤。四の字バックからチョークを狙いつつヒジ・パウンドを入れる伊藤。ホーン。

2R三者伊藤。

3R。打撃戦から首相撲に捕らえるサロハイディノフだが、伊藤投げてテイクダウン。サイドからバックに回り首に腕を巻くと四の字バックにしてチョーク。ワンハンドで絞めていた伊藤、サロハイディノフ落ちた!

伊藤が王座防衛に成功。

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