UFC on ABC7:第6試合・モハンマド・ヤヒヤ vs. カウエ・フェルナンデス

ライト級。

地元UAEのヤヒヤ。昨年10月のアブダビ大会でUFCデビューしたが、UFC1勝1敗のトレバー・ピーク相手に終始劣勢で、見せ場がないまま判定負け。正直地元枠で抜擢されたようにしか見えなかった。バックボーンはキック・柔術。今年3月に当初サウジアラビアで組まれていたイベントで2戦目が予定されていたが、会場がAPEXに変更となり、相手が欠場すると、代わりの相手が用意されることなく試合が消滅。今回もまた地元アブダビでの試合となる。30歳。

ブラジルのフェルナンデスは昨年11月に地元ブラジルでUFCデビュー。プロデビューから10年で10戦しかしておらず、ほぼ年1の試合ペース。UFCデビュー戦はマルク・ディアケイジー戦で、ディアケイジーにテイクダウンされると下からリカバリーがなく、判定こそスプリットになったものの、上のディアケイジーが押さえ込むのみで打撃が少なかったためであり、フェルナンデスに見せ場はなかった。バックボーンは柔術ムエタイ。29歳。

カーフを蹴るフェルナンデス。詰めていくヤヒヤ。フェルナンデスの左フックがヒット。飛び込んで右を入れたフェルナンデス。さらにカーフキック。飛び込んでパンチの3連打。カーフを蹴られたヤヒヤ、スイッチして蹴られた左足を引く。今度はミドルを入れるフェルナンデス。カーフキック。明らかに嫌がったヤヒヤ。フェルナンデス前蹴り。またカーフ。飛び込んできたヤヒヤにパンチを入れる。ヤヒヤがスイッチすると、今度は右ハイや右ミドルを入れるフェルナンデス。右フックがヒット。ヤヒヤ下がる。攻められない。またカーフ。飛び込もうとしたヤヒヤにカウンターの左フックから右がヒットしダウン奪取。すかさす左右のパウンドラッシュ。打たれるのみのヤヒヤを見てレフェリーストップ!”

地元勢の負けで今日初フィニッシュ。

ヤヒヤ、0勝1敗のフェルナンデスにも完敗。カーフのダメージが相当あるのか、セコンドの肩を借りている。UFCでは厳しいレベルか。

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