PFL2024#8:第3試合・サド・ジーン vs. クリス・ブラウン

ウェルター級。

ジーンは昨年人材発掘イベントのチャレンジャーシリーズで勝利し、昨年8月と今年4月にワンマッチが組まれていずれも1RKO勝ち。今回もワンマッチに出場。キャリア7戦全勝の26歳。

ブラウンは2022年のチャレンジャーシリーズは体重オーバーの末判定負け。同年、LFAでウェルター級王座決定戦に出場し、東京五輪グレコ77kg級メキシコ代表のアルフォンソ・レイヴァに1RKO勝ち。昨年再びチャレンジャーシリーズの出場予定があったが、メディカルチェックをクリアできずに欠場。1年9ヶ月ぶりの試合となる。10勝7敗の35歳。

打撃で攻めるジーン。ブラウンも打ち合っていくが、プレッシャーを受けてケージまで下がる。ブラウン関節蹴り。トラースキック。詰めているジーンだが手数が少ない。ジーンの右フックがヒット!ぐらついたブラウン。ジーンすかさず詰めて飛び膝。そのまま押し倒した。マウントを狙ったが、ブラウン立って脱出。なおも攻めるジーンだが、ブラウンも打ち返す。ゴング。

1Rジーン。

2R。ブラウンが大振りのパンチを出すが、ジーン下がってかわす。ジーンがケージまで詰めるが、そこでブラウンが変則的な蹴りを出すと下がる。関節蹴りを出していくブラウンだが、やや動きが落ちてきた。ブラウン出てヒザを出したがローブロー。タイムストップ。再開。手数を出すブラウン。右がヒットしジーンバランスを崩した。詰めるジーンだが、ブラウンの関節蹴りで止められる。しかし消耗しているブラウン。パンチを出すが体が流れる。ゴング。

2Rもややジーンか。

3R。詰めていくジーンだが、ブラウンが前蹴り・関節蹴りで止めようとする。詰めたジーンだが、ブラウン入れ替えてパンチを入れる。タックルに来たブラウンだが切ったジーン。逆にジーンがタックル。ケージに押し込む。ブラウンだいぶ疲れた。しかしジーンの蹴りをキャッチして倒す。離れて立たせた。ジーンも疲れてきている。パンチから立っkるでバックに回ったが離れた。ジーンまたタックル。ケージに押し込みスタンドバック。が、離れた。ブラウン三日月蹴り。ジーンのタックルを切る。残り30秒。足を止めて打ち合い。ブラウンの左がヒット。疲れているが手を出し続けるブラウン。タイムアップ。

30-27、29-28×2の3-0でジーン勝利。

無敗はキープしたジーンだが、今回は仕留めきれず。今後の期待感がちょっと薄れた。

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