Road to UFCシーズン3 Episode5:第1試合・ヤン・チーフイ vs. ダニー・マコーマック

女子フライ級ワンマッチ。

中国のチーフイは5月の一回戦に続くワンマッチ出場。オーストラリアのHEX FS女子フライ級王者のリサ・キリアコウと対戦し、終始組みでコントロールしたものの、その先の攻めがなかったため判断が割れ、2-1のスプリット判定勝ち。同じくワンマッチに出場したワン・ツォンは1R一本勝ちでUFCとの契約を果たし、明日UFCデビューするのに対し、フィニッシュの意識が低かったチーフイは追試のワンマッチが組まれることに。25勝4敗で、うちフィニッシュ勝利が22回あるが、前回のワンマッチの内容を見る限り、これまでフィニッシュしてきたローカルの試合は相手のレベルが低かったと言わざるを得ない。27歳。

アイルランドのマコーマックはSBGアイルランド所属で、アジアとは関連なし。Bellatorアイルランド大会などヨーロッパのイベントでキャリアを積み、2022年からはInvictaに出場。ストロー級王座を獲得し、昨年10月には防衛にも成功している。今回が初のフライ級での試合となる。34歳で8勝2敗。

ミドルを蹴るチーフイ。キャッチしてパンチを入れるマコーマック。詰めていく。ミドルをキャッチするが、そこから組ませないチーフイ。右を入れる。マコーマックプレスしていき組もうとするが、チーフイは引き剥がす。またミドルを入れた。パンチの打ち合いでヒットするのはチーフイ。マコーマック前蹴り。ボディを返すチーフイ。マコーマックタックルからテイクダウン。すぐに立ったチーフイ。離れた。パンチで出たところに逆にチーフイがタックルに行くが切られる。マコーマックタックル。受け止めて切ったチーフイ。またタックル。切るチーフイ。左右のフックを打ち込む。ホーン。

1Rは大きな差はないが、ヒット数の差でチーフイか。

2R。また詰めるマコーマック。蹴り。打ち終わりにパンチを返すチーフイ。マコーマックタックル。テイクダウン。背中を付けたが、チーフイすぐに背中を向けて立った。ケージ際で正対。離れる。ジャブを当てるチーフイ。マコーマック前蹴り。マコーマックの前蹴りをキャッチしてテイクダウンしたチーフイ。マコーマックも背中を向けてすぐ立とうとするが、そのままバックについて両足フックしてバックマウント。背負ってたったマコーマック。チーフイ降りてパンチを入れ離れる。マコーマックタックル。またテイクダウン成功。しかしまた立たれる。ケージで正対して離れたチーフイ。マコーマックの前蹴り・左がヒット。ジャブ。打撃のヒットで上回ってきた。チーフイの蹴りに合わせてタックル。テイクダウン。タイミングを掴んだか。しかしチーフイはすぐに背中を向けて立つ。マコーマックはバッククリンチからまたテイクダウンを狙う。正対され離れた。残り1分。パンチ・前蹴りを入れるマコーマック。チーフイちょっと消耗したのか、手が出ない。前蹴り。チーフイ腹が効いた?後退。そこに三日月蹴り。ホーン。

2Rマコーマック。

3R。前蹴りで出るマコーマック。ケージを背負うチーフイ。しかしパンチを返した。マコーマックミドル。タックル。テイクダウン。今度は背中を向けたチーフイだが動きが遅く両足をフックされた。チョーク。正対して外したチーフイだがなおもマウント。また背中を向けたチーフイにチョーク。外れた。マコーマックこめかみから出血しているが攻め続ける。チーフイチョークを取られるが、足のロックが外れて立った。正対。離れたところでマコーマックのカットのドクターチェック。リプレイで見ると、マコーマックがタックルに入る際に腰骨でカットした模様。再開。マコーマックすぐに詰める。ケージを背負ったチーフイにタックル。即マウント。肘・パウンドを入れていく。両腕でパウンド。殴られながら立ったチーフイだが残り30秒。マコーマックケージに詰めて左右の連打。最後まで手を出し続けるマコーマック。タイムアップ。

30-27×2、29-27の3-0でマコーマック勝利。

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