UFC306:第7試合・ダニエル・ゼルフーバー vs. エステバン・リボビクス

ライト級。

メキシコのゼルフーバーは、UFCデビュー戦でトレイ・オグデンに判定負けしたが、そこから3連勝。ムエタイベースで195cmの長いリーチを活かした打撃と、打撃を嫌がって組みに来た相手を仕留める柔術黒帯の寝技が武器。昨年のノーチェUFCでもUFC1勝1敗の戦績ながらメインカードに抜擢されており、今回もナンバーシリーズでメインカード出場と、メキシコのプロスペクトの1人。25歳。

アルゼンチンのリボビクスはゼルフーバー同様、DWCSで勝ってUFCと契約した初戦に判定負けでMMA初黒星を喫したが、そこから2連勝中。前戦は全試合フィニッシュ決着男のテランス・マッキニーとの対戦で、序盤に右ハイをヒットさせての秒殺KO勝ち。グラウンドではどの体勢からでも狙っていくキムラが得意技。28歳。

詰めていくリボビクス。左右のパンチから右ハイ。ゼルフーバーまずは様子見か。ゼルフーバーも左ハイをヒットさせる。ジャブ。詰めてくるリボビクス。ゼルフーバーバックステップで距離を取る。ジャブから右ボディを入れたゼルフーバー。蹴り合い。ゼルフーバーのジャブがヒット。リボビクスも飛び込んでボディを入れる。左右のパンチから右ボディを入れたゼルフーバー。さらにヒザ。ノコrい1分。リボビクスのパンチ連打がヒットし一瞬ぐらついたゼルフーバー。ホーン。

1Rはヒット数もほぼ互角で僅差のラウンド。

2R。ゼルフーバーがパンチをヒット。後退したリボビクスだが、また前に出てきた。ロー・ミドルを入れるゼルフーバー。右ハイを入れたゼルフーバーだが、リボビクスが詰めて左右のパンチをヒットさせる。左ボディを入れるリボビクスにゼルフーバーもボディを返す。リボビクス飛び込んでワンツー。ゼルフーバーもワンツーボディ。テンカオ。さらに左右のパンチをヒット。ゼルフーバー左ミドルからワンツー。リボビクスも詰めてパンチを打ち返す。パンチの連打からロー。このラウンドも手数は五分だが、両者ともにギアが上がっている。残り1分。ゼルフーバー左ミドル。左ハイ。距離を取ったゼルフーバー。パンチに首相撲からヒザ。ホーン。

2Rも手数が五分で割れそう。

3R。さらにペースを揚げてきたリボビクス。詰めてパンチを入れる。ミドルからバックブロー。ゼルフーバーも下がらず打ち返すが、リボビクス左アッパーヒット。ゼルフーバーのパンチが入りリボビクスダウン!すぐにバックを狙ったが、脇を差して上になろうとするリボビクス。ゼルフーバーは下にならず立った。ゼルフーバーの右ストレートがヒット。が、リボビクスの右フックが入りゼルフーバー効いた!ケージを背負ったゼルフーバーに左右のパンチのラッシュ。ゼルフーバー上体を動かしてフィニッシュは防いでいる。しかしまだダメージがあるのか距離を取る。追いかけてパンチを打ち込むリボビクス。ゼルフーバーも返すが左がヒットしまた効いた。が、ゼルフーバーも打ち返していく。なおも出るゼルフーバー。下がったリボビクスだが出てきたところにパンチを入れまた形勢逆転。ケージまで下がるゼルフーバー。残り1分。リボビクスまた出る。ゼルフーバータックルに入るが距離があり切られた。左右のパンチを入れたリボビクス。ゼルフーバーまだ打ち返す。リボビクスパンチのラッシュがヒット!タイムアップ。

お互いダウンがあったが、フィニッシュに近かったのはリボビクス。が、結局は僅差の1R・2Rがどちらに入るかで決まるか。

29-28、28-29、29-28のスプリットでリボビクス勝利!

3Rダウンを喫したところからの逆襲。ゼルフーバーもフィニッシュは許さず打ち返していったが、3Rは明確にリボビクスが上回った。リボビクス3連勝、ゼルフーバーは逆に3連勝がストップ。

1・2Rはジャッジ三者全員が別々につけているが、僅差だったのでこれは仕方ないか。

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