UFC307:オッズ/予想と展望

アレックス・ペレイラ 1.21
カリル・ラウントリーJr. 4.70
ラケル・ペニントン 1.59
ジュリアナ・ペーニャ 2.42
ジョゼ・アルド 2.24
マリオ・バティスタ 1.68
ケトレン・ヴィエラ 7.00
ケイラ・ハリソン 1.11
ロマン・ドリーゼ 2.36
ケビン・ホランド 1.62
ティーブン・トンプソン 2.70
ホアキン・バックリー 1.49
マリナ・ロドリゲス 2.42
ヤスミン・ルシンド 1.59
オースティン・ハバード 2.75
アレクサンダー・ヘルナンデス 1.49
セザル・アウメイダ 1.25
イーホル・ポティエリア 4.10
ライアン・スパン 1.36
オヴィンス・サン・プルー 3.25
カーラ・エスパルザ 2.50
テシア・ペニントン 1.56
コート・マクギー 2.70
ティム・ミーンズ 1.49

メインは7ヶ月で3度目の防衛戦となるライトヘビー級王者ペレイラ。4月・6月は元王者との対戦だったが、今回は下位ランカーのラウントリーとの対戦。

ラウントリーは現在5連勝中で、うち4KO。UFCでの9勝のうち7KOのストライカー。元K-1ファイター・グーカン・サキにもKO勝ちしている。6月にジャマール・ヒル戦が組まれていたが、サプリメント会社の手違いで禁止薬物を取得してしまい、出場停止となり欠場。その欠場明けで、タイトルマッチが組まれる幸運に恵まれた。挑戦に最も近いと思われていたマゴメド・アンカラエフが、先に今月のアブダビ大会への出場が決まっているというめぐり合わせにも助けられている。

ジョニー・ウォーカーには首相撲からのヒジでダウンしてのKO負け、イオン・クテラバにはテイクダウンされてからのパウンドでKO負けしているが、離れた体勢の打撃戦ではまだ打ち負けたことがないラウントリー。確かに他の下位ランカーに比べたら、ペレイラに勝つチャンスはあるかもしない。

とはいえ、オッズも大差でペレイラがフェイバリットで、ペレイラの圧倒的優位は動かないか。ペレイラKO勝ち。

セミはアマンダ・ヌネスの引退により注目度が大きく下がった女子バンタム級のタイトルマッチ。今年1月に、ヌネスが返上したベルトの王座決定戦で勝利してタイトルを獲得したペニントンと、唯一ヌネスを破ってタイトルを獲得したことがあるペーニャ(ダイレクトリマッチでは判定負け)の対戦だが、それよりメインカードで組まれている同じ女子バンタム級のケイラ・ハリソンのUFC2戦目が気になる。

柔道2タイムオリンピック金メダリストのハリソンは、4月のUFCデビュー戦で初めてバンタム級に落とし、元王者のホリー・ホルムに完勝。今回の相手ヴィエラはテイクダウンからの押さえ込みが主体の選手で、ハリソンにとっては相性がいい相手だが、それよりも本人のコンディション次第。前回は初のバンタムでも動きが良かったハリソンだが、本当に継続してバンタム級で動ける体を作れるのか。ヴィエラUFCでの11戦で判定決着が9回のしぶとい選手だけに、長期戦になった場合、ハリソンが15分間動き続けられるかどうかもポイントとなる。

なお、第2試合に出場する初代&第7代女子ストロー級王者のカーラ・エスパルザは、この試合が引退試合になることを表明している。

第1試合開始は6日7時半から。速報します。

タイトルとURLをコピーしました