UFC on ESPN+101:第4試合・エルネスタ・カレツケイテ vs. ニコーレ・カリアーリ

女子フライ級。

リトアニアのカレツケイテはキック・空道がバックボーンのストライカー。DWCSで勝利し、昨年5月にUFCデビュー。相手もDWCSからのUFCデビュー戦となるディオネ・バルボザで、得意のはずの打撃でも劣勢の展開となり、3Rには逃げ切りに入ったバルボザのタックルを切って打撃を入れる展開で攻勢だったが、フィニッシュには至らず判定負け。MMA初黒星を喫している。身長175cmは女子フライ級最長身。26歳。

カリアーリは昨年9月のDWCSで1Rガードからの腕十字で勝利してUFCと契約し、これがデビュー戦。女子ながら、8勝のうち5KO・3一本勝ちでオールフィニッシュ。19歳の時、プロ2戦目でパンクラスに参戦し、朱里と対戦したが、簡単にテイクダウンされる展開で判定負けしている。28歳。

両者オーソドックス。ジャブを突くカレツケイテ。カリアーニが組もうとしたが、ケージに押し込むカレツケイテ。自ら離れた。ケージを背負うカリアーニに左右のパンチを入れる。カリアーニもパンチからローを入れる。タックル。こらえたカレツケイテ。離れ際にパンチ連打を入れるカリアーニ。遠い間合いからパンチ連打を入れるカレツケイテ。ケージに押し込みヒザ。入れ替えたカリアーニがタックルへ。倒せず離れた。カレツケイテの打撃にカリアーニタックル。ケージでこらえるカレツケイテだが、外掛けで尻餅をつかせたカリアーニ。背中を向けて立ったカレツケイテ。正対。ヒザを入れると引き剥がし離れる。パンチを打ち込むカレツケイテにカリアーニも打ち返す。ホーン。

1Rは打撃のヒット数でカレツケイテか。

2R。パンチで出るカレツケイテ。組んでいくとケージに押し込みヒザ。離れた。クリンチからパンチを入れる。カリアーニタックルへ。切ってバックに回ろうとすると引き込んでガードを取るカリアーニ。カレツケイテ、リーチが長くパウンドが顔面まで届く。下から歯科絵を狙うカリアーニだが、カレツケイテ立ってスタンドに。左を入れる。前蹴り。打撃戦。リーチにまさるカレツケイテの打撃がヒットしている。カリアーニタックル。また切られた。カリアーニもパンチを返すが、手数で上回るカレツケイテ。ケージに詰めてパンチを入れるカレツケイテ。最後にタックルに入るカリアーニだが切られた。ホーン。

2Rカレツケイテ。

3R。打撃戦。カレツケイテの打撃がヒットしている。カリアーニも打ち合いに付き合っているが、リーチ差があり劣勢。組んだカリアーニがスタンドバックに。バックから倒そうとするカリアーニだが倒せず。離れた。左ボディを入れたカリアーニ。打ち合いからタックルへ。切られた。また打撃戦。残り1分でカリアーニタックル。テイクダウン。体を起こして寝かされないようにしているカレツケイテ。寝かせたカリアーニだが、カレツケイテが下から殴る。カリアーニパウンド・鉄槌を入れるが、下からの手数の方が多い。タイムアップ。

29-28カリアーニ、29-28カレツケイテ、29-28カレツケイテ。スプリットでカレツケイテがUFC初勝利。

カリアーニはリーチ差がある相手に打撃で正面から行き過ぎた。

2Rカレツケイテだけが三者一緒で、1Rと3Rは割れている。

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