【写真】これが今の米国世論か。計量では完全にマクス着用となっている。メインで戦うフィッシャー(右)とフリックも当然のようにソレに倣っている (C)LFA
LFAの7月4連戦も後半戦へ。23日(木・現地時間)、24日(金・同)にサウスダコタ州スーフォールズのサンフォード・ペンタゴンで開催されるLFA86「Fischer vs Flick」の計量が行われた。
フェザー級、女子ストロー級に続き、今回はブランドン・ロイヴァルが返上したフライ級のベルトを賭けて、グレッグ・フィッシャーとジミー・フリックが戦う一戦がメインで組まれている。
前回大会まではコロナウィルスの陽性者が複数名出てカード数が減少していたが、今大会は予定された7試合が実施される。ただし、ライトヘビー級でエリック・マーリーJrと対戦するファビオ・チェラントが8.6ポンドという超体重超過に。両者の試合は契約体重マッチとして行われることとなっている。
ファビオ・チェラント以外の13選手は問題なく計量をパスしている。メインでフライ級のベルトを狙うフィッシャーはShogun Fightバンタム級王者で、対するフリックはフリースタイル・ケージファイティングのフライ級王者だ。ローカル団体の王者がUFCもしくはコンテンダーシリーズ出場への切符を手にするためにLFAをステップボードに選んだ形といえる。
長身のフィッチャー、フリックスともにテイクダウンから攻めるグラップラーという印象だが、両者揃って上攻めを狙いたいという図式が成り立つか。戦績的にはフィッシャーが10勝1敗で、フリックは13勝5敗。後者はレガシーFC時代にウィル・カンプザーノに敗れてフライ級王座を取り逃したり、現UFCファイターのクリス・グティエレスに敗れるなど、トップゲームを展開できず下になって削られると脆いという印象も残している。
UFC当確レベルにあるファイトを両者が展開できるのか。そこも勝敗と同様に試されるタイトル戦となる。
■LFA86計量結果
<LFAフライ級王座決定戦/5分5R>
グレッグ・フィッシャー: 124.8ポンド(56.6キロ)
ジミー・フリック: 124.6ポンド: 155.6ポンド(70.57キロ)
<ライト級/5分3R>
アルトゥル・エストラズラス: 155.8ポンド(70.66キロ)
ドミニク・クラーク: 155.6ポンド(70.57キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
ファビオ・チェラント: 213.6ポンド(96.88キロ)
エリック・マーリーJr: 203.8ポンド(92.44キロ)
<バンタム級/5分3R>
マンド・グティエレス: 135.8ポンド(61.59キロ)
ジェフ・ジェプセン: 135.6ポンド(61.5キロ)
<ウェルター級/5分3R>
マーク・マーティン: 170ポンド(77.11キロ)
トニー・グラント: 170ポンド(77.11キロ)
<ヘビー級/5分3R>
ジョーダン・ハイダーマン: 240.4ポンド(109.04キロ)
ジェイコブ・ヘヴリン: 265.8ポンド(120.56キロ)
<バンタム級/5分3R>
カルヴィン・ハーバウ: 135.4ポンド(61.41キロ
ネイト・モロー: 135.4ポンド(61.4