ミドル級1回戦。
貴重な若い重量級村元。23歳で昨年のマーシャルワールド杯で優勝してプロ昇格。昨年は地元熊本で行われたキックのヘビー級トーナメントでも勝利して優勝している。小学生のわんぱく相撲全国大会で準優勝したこともある。
ガッツマン荒井は来月36歳となる。5年前にネオブラに出場し、4人トーナメントで準優勝。2年前に一慶と対戦し腕十字で一本負けして以来の試合だが、なぜかまたネオブラでの出場に。
荒井タックル。テイクダウンしマウントに。反転した村元。しかし膝を着いた村元の顔面に蹴りを入れた荒井に注意が与えられる。村元立った。スクート。荒井起き上がりタックルへ。シングルレッグ。倒した。立ったがすぐまた荒井がテイクダウン。サイドから押さえ込む。そのまま殴っていく。亀になり立った村元。距離を取ろうとするが、荒井すぐに追いかけてタックルからテイクダウン。またサイド。アームロックを狙ったがタイムアップ。
判定三者荒井。
2R。荒井のタックルをかわした村元。荒井は引き込み。スクートでブレイク。またパンチにタックルを合わせたが切られて引き込み、スクート、ブレイク。またタックル。ケージまで押し込む。テイクダウン。村元、テイクダウンディフェンスに大きな穴がある。ハーフから殴る荒井。サイド。しかし村元立った。残り1分。荒井のタックルを切るが、切られた荒井が引き込むと足を蹴るだけ。パンチで出ていく村元。ホーン。
2R三者荒井。
3R。KOするしかない村元だが、タックルに入られるとすぐ倒されてしまうため、打撃をなかなか出せない。単発の右がヒット。荒井は仕掛ける必要がないのでローを蹴るだけ。単発の右を続ける村元。時間がなくなっていく。残り1分。パンチを出したところに荒井タックル。がぶってパンチを入れていく村元だが当然KOできるわけがない。タイムアップ。
判定三者29-28で荒井勝利。
MMAに必要な技術が足りなすぎた村元に対し、荒井の攻めも足りなかった。