【KIT01】攻める丹羽飛龍、凌ぐ井出智朗。ノンストップアクションは延長で丹羽に凱歌

<茶帯ライトフェザー級/7分1R>
丹羽飛龍(AOJ)
Def.ExR1分52秒4-0 by Back Mount
井手智朗(エクストリーム柔術)

引き込んだ丹羽、井出は足関節狙い。ならばと丹羽がベリンボロからバックを伺う。場外から中央に戻され、同じ態勢で再開されると井出のロールにも丹羽がバックを取り切り両足をフックする。絞めを狙う丹羽、井出は前方に落とそうとするが場外に近く──中央で再開に。丹羽は送り襟絞めに入るが、井出が胸を合わせて回避する。

同時に丹羽が三角を狙うと、またも場外際となり中央でリスタートに。足を組み替えた丹羽、足を解くと井出の足関節狙いを潰してハーフへ。パスからスクランブル、飛びついてギロチンを2度仕掛けた丹羽は頭が抜けてガードから攻めようとする。

中央で再開となり、足を取りつつ井出がXガード狙いも足を掴んで捌いた丹羽が右足を抜いていく。丹羽はラペラを取り、頭を跨いでいく。懸命に井出が足を効かせるが、丹羽は足を抜きつつバックへ回り込むと両足をフックする。襟を守る井出に対し、腕十字に切り替えた丹羽がハーフの足を抜きつつ再びバックへ。胸を合わせて立ち上がった井出は、最後に足を抱えてストレートフットロックも丹羽は帯を取って回転から足を掴みにいきタイムアップとなった。

丹羽が攻め、井出が守った7分を終え、続いてポイント有りの3分半へ。ダブルガードとなり、丹羽はベリンボロからバックへ。場外パローとなり、スタンドで再開。引き込んだ丹羽が、後方回転で立ち上がる。スクランブルに持ち込んでリバーサルポイントを許さなかった井出だが、丹羽は背中を飛び乗ってフック前に寝技に持ち込む。ワンフックで場外際から、中央に戻されるとリスタート後に丹羽が両足をフックさせたバックグラブの4Pで勝利した。

「AOJというか海外のトップ選手が使うような、米国で練習してきたゲームができたので少しだけ成長した姿を見せることができたかと思います」と話した丹羽は、第2回大会での橋本知之への挑戦をアピールした。


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