もし陽性なら恐れていた最悪の結果。大会には6500人もの観客が詰めかけていただけに、クラスターの発生から観戦拡大に繋がる危険性も十分にあり得ます。そうなった日にはそれ見たことかとK-1に対して厳しい批判が寄せられるのは間違いないでしょう。もしかしたら存続そのものが危うくなるかもしれません。
でも厳しいかなこれが現実。自粛要請と世論に反して大会を強行したからには相応のリスクがある事は主催者サイドも十分に理解していたはず。その強烈なしっぺ返しが現実に起きようとしています。
この事実は極めて大きく、これから大規模な大会を控えているRIZINはもちろん、修斗やパンクラスの開催にも影響を及ぼすでしょう。さすがにこの状況で開催を強行するだけの強心臓を持つ大会はないか。
ただこのまま主催者だけが泣きを見る自粛のオンパレードになる事はなんとしても避けてもらいたい。大会を中止する事で各大会が痛手を負う事は確実。それに対して政府が補償していかないと、コロナの末に格闘技だけでなくエンターテインメント産業は縮小消滅しますよ。こういう時に手を差し伸べるのが政治の仕事では？早めの真摯な対応を期待します。
