UFC254:セミファイナル・ロバート・ウィテカー vs. ジャレッド・キャノニア

ミドル級。前王者ウィテカーは1位、キャノニアは2位。

王座戴冠後のウィテカーはたびたび欠場しており、初防衛戦になる予定だったロックホールド戦、2度目の防衛戦として組まれていたガステラム戦を直前で欠場(なお、その際に挑戦予定だった選手はいずれも代わりに組まれた暫定王座決定戦に出場したが敗れている)。キャノニア戦も3月に組まれていたが欠場。当時は理由は非公開となっていたが、後のインタビューで燃え尽き症候群であったことを明かしている。復帰戦となった7月のダレン・ティル戦はメディアのジャッジも真っ二つに割れるほどの僅差だったが判定勝ち。

3月にウィテカーと対戦予定だったキャノニアは、3月に行われたアデサニヤ vs. ロメロのバックアップファイターとなると発表されていたが、胸筋を負傷し、全治6ヶ月と診断された。結局、前回のハーマンソン戦からは1年1ヶ月ぶりの試合に。UFCデビュー時はヘビー級だったがライトヘビー級を経てミドル級に落とすと現在3連勝中。ヘビー級時代からの重いパンチが武器。

じわじわ出ていくキャノニア。ローで軸足を払いスリップダウンさせたが、ウィテカーすぐ立った。ウィテカー左ミドル。キャノニアのロー。連発。出てくるところにカウンターのパンチを打ち込むウィテカーだが浅い。また右をカウンターで当てるウィテカー。ジャブ。入ってくるところにジャブを入れていく。キャノニアはロー。キャノニア出ていくがウィテカーはジャブから右ハイ。ホーン。

1Rは手数でウィテカー。

2R。1R同様、入ってくるキャノニアにジャブを入れていくウィテカー。キャノニアはカーフキック。飛び込んでワンツーがヒット。ウィテカーはジャブ。ウィテカーパンチからタックルへ。スタンドでバックに回る。しかし放してハイキック。キャノニアがローキアラパンチを打ち込む。ウィテカーワンツー。ヒット。ホーン。

2Rウィテカー。キャノニアはジャブをもらった右目が腫れてきている。

3R。ウィテカーのステップジャブ。ワンツーから右ハイ!キャノニア効いた!距離を取ろうとするが、足がもつれて倒れる。ウィテカーパウンド!ガードで凌ぐキャノニアだが、ウィテカーハーフに。肩固めのセット。外れた。しかしマウント!肘。反転しようとしたキャノニアからバックマウント。キャノニア振りほどいて立った。離れるウィテカー。残り1分。出ていけないキャノニア。ウィテカーは無理をする必要はない。出てくるところにジャブ。キャノニアの右がヒット。ちょっとぐらついたウィテカー。距離を取る。追いかけてくるキャノニアにタックル。止められたが押し込んで時間を使う。タイムアップ。

判定29-28×3でウィテカー勝利。

タイトルとURLをコピーしました