バルセロスはペドロ・ヒーゾのジムで柔術コーチを務める柔術7段の父から2歳の時に柔術を習い始め、後に南米王者に。レスリングでも南米王者となっている。組みだけでなく打撃も強い。UFCデビューから3連続フィニッシュ勝利後、ハビブ・ヌルマゴメドフのいとこでUFC2連勝中だったサイード・ヌルマゴメドフと対戦し、僅差の展開から3Rにテイクダウンを奪ったのが決め手となり判定勝ち。一部の資料では1985年生まれの35歳となっているが、公式では1987年生まれで33歳。
RIZINファイターのタハはバンタム級GPで修斗環太平洋王者石橋にサッカーボールキックでKO下が、準々決勝では大塚隆史に2Rまでリードしておきながらギロチンに捕まって一本負けでMMA初黒星。UFC初戦はフェザー級でナド・ナリマニ相手にテイクダウンされ続ける展開で判定負け。本来のバンタム級に戻して連勝したが、前戦は試合後に禁止薬物が検出されノーコンテストに。USADAから1年の出場停止処分を受けての復帰戦。
カーフキックで足を払っていくバルセロス。ケージに詰めて首相撲から膝連打。タハがパンチを打ち返すが、組んだバルセロスがテイクダウンするとすぐマウント。チョーク。回転して逃げたタハ。なおもバックを取っているバルセロス。バックマウントからチョーク狙い。反転して上を取り返したタハ。バルセロス今度は腕十字。入りかけたが外してバックに回ったタハ。バルセロスは立ってケージで正対。残り1分。バルセロスまたボディロックからテイクダウンを狙うがタハ離れる。パンチを打ち込むタハにカーフキック。効いてる。バルセロス飛び膝。ホーン。
1Rバルセロス。
2R。打撃戦。バルセロスも組みに行かず打ち合っている。手数で上回っているバルセロス。終盤パンチが入りガードを固めたタハにラッシュ。タハは打ち返すことで凌いだ。ホーン。
2Rもバルセロス。タハ、寝ても立っても劣勢で勝機が見えない。
3R。パンチで出たバルセロス。フィニッシュ狙いに来ている。ケージ際でパンチを打ち込むとシングルレッグで倒した。パウンド。背中を向けたタハからハーフバック。ハーフのままチョークを狙うが、タハが向き直って外れる。ガードに戻したタハだがバルセロスパウンド。タハは足関を狙い、バルセロスが離れたところで立つ。タックルに入るが引き剥がされる。バルセロスちょっと疲れたか?タハがパンチで攻める。ブルセロスもスピードはないが手を出し続けてペースを渡さない。残り1分。若干パンチが雑になっているバルセロスだがそれでも手を出す。カーフキックで足を払う。タハがタックル。切ったバルセロスだが、残りわずかで足を止めて打ち合い。両者もらっている。タイムアップ。
判定三者フルマークでバルセロス勝利。
最後はスタミナ切れしていたが、手を出し続け逆転を許さなかった。