UFC on ESPN+40:第7試合・ギガ・チカゼ vs. ジェイミー・シモンズ

フェザー級

キック世界王者でGloryでは王座決定トーナメント決勝まで勝ち上がっているキックボクサーのチカゼだが、一昨年のコンテンダーシリーズではチョークで一本負け。その後ローカルでの試合を経てUFCデビューすると、ここまで4連勝しているがすべて判定。パウンドの強さなど見るべきものはあるが、一方では組みに不安があるため、まだ打撃の強さが活かせていない。

シモンズはこれがUFCデビュー戦。7勝2敗の28歳。ウィスコンシン州レスリング王者で、テイクダウン&パウンドが武器だが、ローカルで十分テストされての契約ではないので、UFCレベルの実力があるかどうかは不透明。ここまで勝った相手は同程度のキャリアか、負けが2桁に乗っているレベルのローカルファイターのみ。

ジャブ、ハイで牽制するチカゼ。シモンズが組み付いたがチカゼはクラッチさせず引き剥がした。飛び込んでパンチを打ち込むフェイントを見せるチカゼ。パンチを入れたところにシモンズ組み付いてケージに押し込む。ダブルアンダーフック。ケージでこらえるチカゼ。オーバーフックからの投げを放つチカゼ。倒せないがそのまま引き剥がした。シモンズが飛び込んでパンチを入れると組み付いたが引き剥がされる。チカゼの左ハイがテンプルにヒット!シモンズダウン!すかさずパウンドラッシュ!KO!

残り1分半で有効打がチカゼ2・シモンズ1と極端に手数が少ない展開だったが、一発で終わった。シモンズは何も見せられないまま敗戦。

 

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