ヘビー級。
コンテンダーシリーズ3年連続出場で、3年目にようやくUFCとの契約を果たしたメイエスだが、ここまで2連敗で内容も見るべきものがない状態。いつ首を切られてもおかしくない。
一方のDEEPメガトン級王者ロッキー・マルティネスも、UFC初戦で同じデビュー戦のアレクサンドル・ロマノフ相手にあっさりテイクダウンを取られると、攻めに転じることが出来ないまま、最後は肩固めでタップ。初戦の印象のみでは、UFCレベルでは厳しいという印象。
カーフキックを蹴るメイエス。前蹴り。マルティネス間合いに入れず。リーチに勝るメイエスが自分の距離でローやジャブを入れていく。マルティネス飛び込んでパンチを打ち込む。バックキック。ジャブで距離を測るメイエス。組み付いてケージに押し込む。足をかけてテイクダウン。パウンド。時間がないので下から抱えているだけのマルティネス。ホーン。
1Rメイエス。マルティネス、相変わらずテイクダウンディフェンスがザル。
2R。遠い間合いでカーフキック、パンチを打ち込んでいくメイエス。距離を詰めてきたマルティネス。メイエスボディにテンカオ。マルティネスは間合いを詰めてパンチを入れていく。メイエスは慎重に距離を取り続ける。また突進してケージに押し込んだ。ケージを背負ったマルティネスに組み付かずパンチ・飛び膝を入れる。離れた。マルティネスパンチで出るとケージ押し込み。テイクダウン狙い。ケージでこらえるメイエス。倒しかけたが倒せず。メイエス飛び膝を入れて離れる。パンチで出るマルティネスだが、メイエスが左右の蹴りをヒット。ホーン。
2Rもメイエス。マルティネス、まだ一発当たればKOのチャンスはありそうだが…。
3R。KOするしかないマルティネスが間合いを詰めていくが、メイエスは距離を取りつつジャブ。距離を詰めるマルティネスにシングルレッグ。マルティネス首を抱えてギロチンに。そのまま崩して絞めに行くが、放してパンチに切り替え。しかし立たれた。メイエスは押し込みで時間を使うと肘を入れて離れる。マルティネスパンチで出るが、メイエスは逃げ切り狙いで距離を取る。追いかけたマルティネスが組んでケージ押し込み。密着したまま打撃を入れていくが、無駄に時間が過ぎていく。離れた。マルティネスがすぐ追いかけていくが、また押し込んでこつこつパンチ。メイエス飛び膝。ヒットしたがマルティネス下がらない。しかし時間がない。出てくるマルティネスにまた飛び膝。タイムアップ。
30-27×2、29-28の3-0でメイエス勝利。
3Rはマルティネスでいいと思ったが、飛び膝等の印象的な打撃が評価されたか?いずれにしてもメイエスは計算尽くの逃げ切りだろう。マルティネスはラウンドを落としている自覚があるなら2Rから攻めるべきだった。