【DWTNCS S04 Ep10】Bellator&Invictaベテランのレオナードが、豪州キック女王ハケットをパウンドアウト

<女子フライ級/5分3R>
ヴィクトリア・レオナード(米国)
Def.2R4分41秒by TKO
チェルシー・ハケット(豪州)

豪州のムエタイファイター=ハケットと、既にBellator & Invicta FCで戦った経験があるレオナードの対戦。ハケットは左前蹴りから右ロー、続いて左前蹴りをレオナードの顔に届かせる。レオナードが組んでクリンチも、すぐに離れて打撃の間合いに。ワンツー&右ローを入れたハケットが左ミドルハイを蹴っていく。続いて右から、ワンツーを決めたハケットに組みついたレオナードがボディロックテイクダウンを決める。ハケットは背中をマットにつけてハーフガードも、レオナードはケージに押し込んだ形でパスの圧力を強める。

ハーフバタフライ・スイープを防がれたハケットが左腕を差して立ち上がり、押し込んできたレオナードとポジションを入れ替える。ここで離れたハケットが右ロー、蹴り下ろすような蹴りで前足を削られるレオナードが、その左足でハイを蹴る。全く見えていなかったハケットは、一瞬動きが落ち初回が終わった。

2R、ハケットは左ローに右を合わせ、ワンツーの右を当てる。レオナードもローにショートのワンツーを打ち返す。続くワンツーの打ち合いが効かされた、レオナードか真っすぐ下がる。距離を詰めたハケットは、組まれてもエルボーを入れて距離を取り直す。レオナードは右を被弾して、動きが止まる。両足が揃った状態でパンチを纏めて受けたレオナードだが、クリンチからバックへ。ハケットは胸を合わせるも、レオナードが小外掛けから再びバックを取ってボディロックでテイクダウンの機会を伺う。

ハケットはケージに押し込まれた状態が続き、残り1分45秒でついにテイクダウンを許してしまう。ハーフからマウントに取ったレオナードが頭を抱えて左のパンチを落とし、続いて上体を起こして左右の拳を連続で打ち込む。一旦背中を見せたハケットは、鉄槌&エルボーを被弾して上を向くとレオナードが左右のパンチを続ける。最後は背中を見せたハケットにパウンドを続けたレオナードがレフェリーストップ=TKO勝ちを決めた。


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