UFC255:オッズ/予想と展望

デイブソン・フィゲイレード 1.33
アレックス・ペレス 3.50
ヴァレンチーナ・シェフチェンコ 1.07
ジェニファー・マイア 10.00
マイク・ペリー 1.63
ティム・ミーンズ 2.40
ケイトリン・チューケイギアン 3.30
シンシア・カルヴィーヨ 1.37
マウリシオ・ショーグン 2.50
ポール・クレイグ 1.59
ブランドン・モレノ 1.57
ブランドン・ロイヴァル 2.55
ジョーダン・ライト 3.00
ヨアキン・バックリー 1.42
アントニーナ・シェフチェンコ 1.63
アリアネ・リプスキ 2.40
ダニエル・ロドリゲス 1.30
ニコラス・ダルビー 3.75
アラン・ジョーバン 1.67
ジャレッド・グッデン 2.30
カイル・ドーカス 1.31
ダスティン・シュトルツフス 3.60
ルイス・コシ 1.22
サーシャ・パラトニコフ 4.60

メインはフライ級王者フィゲイレードの初防衛戦。フライ級タイトルマッチがナンバーシリーズのメインで組まれるのはUFC191でのデメトリアス・ジョンソン vs. ジョン・ダドソン以来、5年ぶり。それ以降は、他のタイトルマッチにメインを譲ってセミ以下であったり、ナンバーシリーズではなくUFNで組まれていた。不人気階級として悪い扱いが続いている。

フィゲイレードは2月の王座決定戦で体重オーバーし、ジョセフ・ベナビデスにKO勝ちしたものの王座は空位のままに。7月のダイレクトリマッチではきっちり体重を落とした上で再度ベナビデスをKOして見せた。フライ級だが倒す打撃を持っているフィニッシャー。

当初は元バンタム級王者のコーディ・ガーブラントとの対戦が予定されていたが、ガーブラントが負傷欠場。バックアップ的にブランドン・モレノとの対戦が組まれていた4位のアレックス・ペレスが代役で初のタイトル挑戦のチャンスを掴んだ。

ペレスはUFC6勝1敗で、敗れた相手はジョセフ・ベナビデス。前戦ではフィゲイレードに勝利しているジュシーエ・フォルミーガに、1Rでカーフキックを効かせてKO勝ちしている。前回勝ってようやくトップ5入りしたばかりでビッグネームではないが、ガーブラントに比べると話題はないものの、カードの質は逆に上がっている。ディラショーがテストなしのフライ級初戦でいきなりタイトルに挑戦し、無理な減量がたたって秒殺KO負けしたのを見ても、いきなりのタイトル挑戦するのではなく、上位ランカー相手に1試合挟んでほしいところ。

王者フィゲイレード有利は動かないところだが、体重が落とせるかが気がかり。一方、ペレスも6勝のうち2試合はバンタム級、1試合では体重オーバーがあるので不安はある。

フィゲイレードKO勝ち。

セミは過去一度もナンバーシリーズのメインで組まれたことのない女子フライ級タイトルマッチ。挑戦者のマイアはUFC3勝2敗で、シェフチェンコに完敗したチューケイギアンに敗れており、期待感は薄い。オッズも2桁の大アンダードッグ。

むしろメインカードで組まれているシンシア・カルヴィーヨの方が、ストロー級からフライ級に上げた初戦でランキング1位のジェシカ・アイを破っているので、挑戦濃厚だと思ったのだが。マイアもまた、直近3試合で2度体重オーバー(ノンタイトル戦の1ポンドオーバー許容よりさらにオーバー)しているのが不吉。

メインカード第1試合では、前回同じくレジェンドのアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ引退試合介錯した(ただしスプリット判定勝ち)ショーグンが登場。ショーグンもまた、あと2,3試合での引退を宣言している。ちょうど1年前に対戦し、スプリットドローだったポール・クレイグとの決着戦だが、前回はメディアのジャッジのほとんどがショーグンの勝利を支持する内容だったにもかかわらず、なぜか1Rのクレイグに10-8をつけたり、ショーグン優勢の3Rをクレイグに入れたりするジャッジがいてドローに。が、今回もまたアンダードッグ。

第1試合開始は22日朝8時半から。速報します。

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